2022-9/21【report】JPT 経済産業大臣旗 南魚沼ロードレース

レースレポート

result 9th
time 4:09:35
distance 12km x 13lap 156km
climb 2564m
weather 晴れ 34℃

目標


今回はチームとしても個人としても標準を合わせ狙ってきたレースだった。目標は優勝&総合優勝して経済産業大臣旗を取得する事。※1

去年は逃げ切りで6位に入ったので、コースレイアウト的にも基本的には逃げを狙っていく。また、台風の影響で気温が非常に高いので事前から体調管理と対策を講じて挑んだ。
※1…今回の経済産業大臣旗ロードレースは、ゴールしたチームの上位3名のリザルトによって1日の総合優勝が決まる。その為全員にチャンスはあるものの入部選手、内田選手、自分は一層の気合いを入れて出走した。

より一層集中して挑んだ。

展開


逃げが早々に決まり勝敗が決定してしまった去年の展開を意識してか、今年も逃げの動きはスタートから活性化。

数名の飛び出しは勿論、10人~15人のグループが先行することもあった。自分たちは常に後手に回る事なく冷静に対処することが出来た。自分としても逃げたかったので積極的に動いた。

結果的にアタック合戦の後末に入部選手含む5人程の逃げが先行。タイムギャップは広がり愛三工業の集団コントロールでレースが進む。序盤~この辺りは特に気温が高く、身体の冷却と補給が物凄く大事な時間となった。

一定したペースで進む集団に対し、先頭からは選手が一人ずつドロップしてくる展開に。その為shimanoも牽引に加わり、逃げとのタイム差が1分に縮まった周を境にペースアップ。自分と内田選手はしっかり対応することが出来たが、中盤のこの周で集団は20名程に絞られた。

後に逃げていた入部選手とも合流し、レース半分の地点で3人しっかり集団に残る形となった。

集団は半分地点で絞られた。

この集団からは抜け出しを図る動きも多々あったが、内田選手を筆頭にチームとして対応。常に後手を踏まない走りを続けた。

残り4周のタイミングで内田選手がアタックし佐藤選手(フィッツ)と共に先行する。集団の人数もこの頃にはだいぶ減り、15人ほどになっていた。自分としても余裕はなくなり始め、喰らいつくことに集中していた。

残り3周の登りでメイン集団が活性化。入部選手含む強力な選手が先頭の内田選手目掛けて加速し、その後ろの海選手(matrix)、岡本選手(aisan)含む第2集団からも自分はジワジワドロップしてしまう。しか第2集団は一定ペースだった為登り切りで全開で踏み、ギリギリ合流する事に成功。結果的に第1集団とも合流する事に成功した。その後は集団では揺さぶるアタックはあるものの決定的な動きは無くレースは進む。

なんとか食らいつく。

残り2周のペースアップで集団は完全に分裂。先頭の内田選手と入部選手が生き残り、自分は一番最初にドロップしてしまった。それでも登り切りまで維持できるパワーを全力で維持し、第2集団が見える範囲でプッシュし続ける。

ほんの少しずつ近づいてくる第2集団目指して踏み続けたが、結果的に登り切りでも追いつくことは出来なかった。しかし前のメンバーは明らかに疲弊していたので気持ちを切らさず踏み続けた。結果的にTTが得意である事も味方し3㎞程かけて合流に成功。限界でとてもきつかったがまずは5位争いの権利を手に入れた。
残り1周もペースアップはあったものの、全員が消耗していて決定的なものはなかった。そしてそのまま残り3kmへ。

この集団にはスプリントに長ける岡本選手がいる事とけん制を狙って下り手前でアタック。リスクを取らない範囲で攻めたが、けん制は起こらず後ろもしっかり詰めてきたので切り替えてスプリントに備えた。

最後はもっともがけたらよかったが正直に失敗してしまった。岡本選手が頭を取ることは意識していたが、脚も限界で力を出し切るスプリントが出来なかった。タイミングも自分で行くべきなのに待ちすぎて合わせる形となり今回のレースの反省点の一つとなった。

最後は脚もなかったし、タイミングも悪かった。

結果的に9位でフィニッシュ。完走は14人だった。

チームとしては終始動き続けた入部選手が優勝、積極的な走りをした内田選手が4位で総合優勝が確定した。

考察


まずはクラブチームとして立てた大きな目標が達成できた事は嬉しく思う。佐藤GMの指導をはじめ、自分たちの活動が成果となるのはモチベーションに繋がる。今年は入部選手、内田選手と何度も練習で戦っていて、あのキツさを再現するようでもっと頑張ろうと思った。

自分個人としては決して満足できる結果ではないと振り返る。勿論最悪な結果ではないし、今持てる力は100%だした。しかし目指すべきは優勝で、やはり先頭集団にいたかったという気持ちは本音だ。その為にもまだトレーニング、走り方、補給と細かく見直していけると思う。中でも自分としては補給頻度も水をかけて冷却する頻度も満足いっていたが、入部選手と内田選手はもっと多かったようだった。

次は自分が勝つ。改めてそう思えるタフで良いレースだった。

たくさんの応援ありがとうございました。引き続き頑張ります。

持てる力は出し切った。
チーム総合優勝!

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