2018-08/07【Report】 インターハイ ロードレース

レースレポート

CSC5km×14 70km  
結果…5位

インターハイロードは修善寺csc5kmサーキットを14周する70kmで行われた。
天候はトラック期間に比べても涼しく、朝方にかけて雨が降った。

今回の目標は前で展開すること(実力のある選手がアタックしたら乗り、勝ち逃げにする事)。
日本のジュニアのレースは集団で追えないので、前で展開する事が吉。

レーススタートすると、福田選手(横浜)、日野選手(松山城南)、津田選手(三好)を中心にペースアップが起きる。福田選手は同じチームなので基本乗らないが、他の選手のペースアップにはマークに入る。マークというのも潰す目的ではなく、先頭交代をしてペースを作り逃げを決める目的のものだ。そのため福田選手が入っていてもかなり良いメンバーの場合は逃げに乗っている。

f:id:hiryubmc02:20180814000921j:image

【可能な限り前で動く】

有力選手のアタックが何度も起きるので、殆どすべてにマークするが決定打にはならない。コース的にも逃げを狙っている選手が多かったように感じる。

①有力選手がアタック②自分を含む逃げを決められる選手が反応③有力選手が3人以上乗った逃げを集団は絶対に許さない

が続いた。
しかし周回を重ねるごとに③が出来ずドロップする選手が多くなる。残り30kmでは集団が30人ほどになっていた。途中馬越選手(榛生昇陽)と2人で抜け出すことに成功し、かなり踏んだが半周しないいちに吸収されてしまった。

f:id:hiryubmc02:20180814000803j:image

【アタック合戦がつづ続く。有力勢と逃げれば高確率で決まる と考えて乗ってくる選手が多かったのもあり決まらない。】

アタック合戦が続き疲弊した中、川崎選手(栄北)がアタック。誰もチェックには入らず(動けず)、これが後々独走優勝になる。タイム差がドンドン広がり集団で追うしか選択肢がなくなる。単独ブリッジが一番最善なのはわかるが脚が攣りかけていて不可能だった。

集団は10人程残っているものの、ローテーションで回れるのは日野選手、福田選手、津田選手、馬越選手、自分といったメンバーのみ。途中先頭とのタイム差が30秒までは縮まったが、付き位置の選手も多く縮まりきらない。

終盤に古谷田選手(南大隅)が単独ブリッジを仕掛けたようだが、自分は疲弊していたからか完全に見逃してしまった。結果的に彼が2位になったので逃してはいけなかったし、ブリッジに乗って協調出来ていれば先頭にも追い付いていたかもしれなかった。完全に見逃してしまっていた点は反省が必要だ。

残り1周。コース最初の登りを先頭で牽くと、後ろが千切れ始めた(というより少し間が空いた)のでそのままペースアップ。
馬越選手のみが反応してきたので二人で先頭を目指す。下りを終え登りに差し掛かると集団から日野選手もブリッジして来て3人に。
牽制して吸収されたら仕方がないので先頭交代しながら積極的に牽く。最後の登りで馬越選手がアタック。日野選手は反応出来たが自分は脚がいっぱいいっぱいで反応出来ずドロップ。二人に遅れを取りに5位でフィニッシュ。

f:id:hiryubmc02:20180814001020j:image

【フィニッシュ。反省点が残る。】

今回は有力な逃げメンバーでこの中で勝負になると予想していたし、そうしたかったが予想外にも後手に回る形になってしまった。
後手に回ってからはブリッジをするしかないと思い、ブリッジを狙う津田選手や福田選手、日野選手と動けたが先頭に届くことはなかった。(お互い疲労が溜まりブリッジの形にならなかったとも言える)
回れるメンバーのみでしっかり回った周もあったが30秒縮まったのみだったので、先頭を逃げ続けた川崎選手も強かったと言える。
今回は作戦もうまくいかず、逃げも作れなかった。さらに最後の最終便の古谷田選手のブリッジを完全に逃していたのも最大の失敗点。


不完全燃焼ではないが、反省点の多いレースとなってしまった。
今回の展開を起こさないためには、自分で集団を壊すアタックを打つか、アタックが掛かり有力が反応した後にすぐアタックを打ち、本当にきつい中残れるメンバーで逃げをつくるべきだったと思う。今回はきついのを理由に有力勢のアタックに反応した後が問題だった。先頭交代で協力目的では牽くのではなくてもう一段階アタックしてみるべきだった。

f:id:hiryubmc02:20180814001118j:image

【ライバル達と。】

f:id:hiryubmc02:20180814001213j:image

【表彰式】

コメント

タイトルとURLをコピーしました