Category elite national
Distance 164km
Up 3000m
Result DNF
コース
スタート直後から下りと2~3km級の登りを繰り返し、gpmを含む大きな周回へ入る。
そこを2周した後にフィニッシュ地点の山岳付近まで行き、その回りを一週(40km)、そして(10km/8%)を登って山頂フィニッシュ。
展開
この日は天気が安定せずスタート1時間はどしゃ降り、その後も降ったり止んだりを繰り返した。気温も低く春先の雨のレースを彷彿とさせる対策をした。(防水アーム、オイル/ワセリン、長袖インナー、長袖ジャージ、ギャバ、キャップ、防水グローブ、velotoz)
スタートから峠の下りに入り、あまり望ましい位置を走れない。また寒さもあって身体が固まるのを感じた(特に太もも付近)。
右コーナーは問題ないのだが、雨の左コーナーとなるとスピードの安全圏がとても低く、番手をズルズル下げてしまうような有り様だった。(cours la villeの落車の悪いイメージが残ってしまう)
全選手がガンガンに飛ばしている訳では無くあくまで安全圏で下っていたので単純に自分の左コーナーが異様に遅かった。
それから登りを繰り返し、下りでは番手を下げ、位置はドンドン悪くなっていった。登りに関しては先頭がアタックしているのが見え、今回は張り付くので限界だった。足もしっかり動かず重く感じ、続くアタック合戦のペースアップで早々に千切れてしまった。
千切れてからはカーペーサーによる復帰も目指したが、濡れた路面で車に付き高速で下るのも今の自分にとって非常に難しく、ぶっ飛ぶのがフラッシュバックして離れてしまった。
それからは100km程グルペットで走りDNFだった。
総評
とても悪いレースをしてしまった。バッドディとなったtour de roannaisの第一ステージと同等の内容の薄いものになってしまった。寒さはみんな同じだったし、いきなりの悪天候でも走れなければ選手になれない事も理解しているが、cours la villeのスリップ落車以降ここまで雨の左コーナーが怖くなってしまうとは思っていなかった。
下りが正常ならもう少しは食らいつけたと思うし、死活問題なので改善方法を考えている。(基礎を見直してコントロールと下りの練習をするしかない?)
【追記】ブレーキング練習~峠の下りまで幅広く取り組むようにしている。右コーナーは正常なまでに復活し、左コーナーも徐々に良くなっているので慎重に感覚を取り戻していきたい。
コーナーはセオリー通りに感情的ではなく機械的に行い、感覚を取り戻すには上手い選手のラインをしっかりトレースする事と二方から教わった。
コースが非常に厳しい上に天候も悪いというレースだったので、下りが正常でもしっかり完走出来たかというのは想像の範囲だが、大きな経験値となるレースで望ましい走りが出来なかったのが事実なので少しでも早く改善していきたい。
しかし、ネガティブな感情だけではなく、良い意味で少し吹っ切れたようなポジティブな感情もある。今までのelite nationalに比べても出走人数の少なさや時期的な事から騙しが効かないレースになっていて、アマチュアの本当のトップを経験する事によって見えてくるものも確かにあった。
164km/3500m upを優勝者はav38km/hで走っていて、その真の強さを確認出来た。自分はまだまだアマチュアの中でも能力が劣っていて、もっと強くなってやるという闘志がより強くなった。
引き続きやることをしっかりやって進んでいきたい。
【雨のコーナーもしっかり焦らず戻していこう。】
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