92km
結果…81位
コースはプロフィールで見ると平坦で海沿いを走る横風レースが予想されたが、蓋を開けてみるとパンチのある登りが多数設定されたものだった。レース前の狙いは山岳賞。
レース序盤からのカザフスタン、オランダ、フランス、アメリカのアタックには馬越選手、小野寺選手、福田選手と自分で対処していく。そのままアタック合戦状態になり前方に固めていくが、想像以上に心拍数があがり苦しさを覚える。コンディションが落ちているような身体の動かなさは感じないものの、アタックに乗ったりペースアップがあるとすぐに心拍数がオールアウト近くになってしまうように感じた。
カザフスタンのyevgeniy選手のアタックに馬越選手が反応し、一時的にペースが安定する。
このままレースが進むことを望んだが40km地点の600m15%の登りでカザフスタンがペースアップ。千切れはしないものの、必死に食らいつく形になった。
その後逃げが吸収され1列棒状の時間が続く。海沿いに入って行く道だったので横風を警戒し全力で前に戻ったが、実際に横風が発生していたら分断が起きて先頭に戻れない可能性も充分あった。登りが限界だったがそういった細かい作戦と動きに完全に対応出来なかったのは反省。
その後もアップダウンを繰り返すが調子が悪く苦しむ。komまで10kmの地点から先頭のローテーションに入り、komの登りに先頭カザフスタンの少し後ろで入る。
一か八かでそこからシッティングでペースアップしkomの向けてアタックしたが残り400m程で失速。いつもなら良いペースで登れる強度でアタックしたが予想以上にタレてしまった。
1位、2位をカザフスタンにとられてしまう結果になった。
Kom後も細かいアップダウンが続き自分は毎回ダメージを受ける。japanで先頭をコントロールした時にローテーションに加わったのを最後に集団中盤で耐える事になる。逃げは発生せず集団スプリントに向けてペースが上がり前に位置を上げられない。残り2kmで湯浅選手が落車し、近くにいたため足止めを食らう。タイム差を取られないためにアピールし単独で遅れてゴール。
【Komを狙ったが予想以上に登れなかった】
ベルギーでは調子が良く、キープしたまま挑みたかったがstage1では調子を落としてしまう形になってしまった。ベルギーからの帰国時から時差も気にかけて調整して来たが、レース前日になっていきなり眠ることが出来なくなってしまった。10時から横になったが上手く寝付けたのは1時~2時だった。短いステージに対しゴール後に疲労感を強く感じたのも暑さに加え、睡眠時間が原因の一つと言えるだろう。
前日に“たまたま眠れなくなった”のではなく、しっかり調整方法を見直したい。
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