2018-09/01 ~ 02 【report】tour de dmz stage2~3

レースレポート

【2018/9/1 tour de dmz stage2】

96.2km  401m↑2h24m

結果…86位

2日目は去年の第1ステージと同じ高速道路を進む平坦の高速レース。
自分の役割は主要チームのアタックへの反応、スプリントになる場合はトレインを組み牽引する事だ。

13kmのローリングを終えてスタートするとアタック合戦に。チームメンバー全員で対応し危険な逃げには確実に1人送り込む形を作る。
高速でレースが進むため落車回避の意味も込めて前方で固める。
有力な逃げは発生しなかったが残り10kmまでアタックは逃がさずトレインを作り始める。
小野寺選手がカザフスタンの後ろに付き、湯浅選手、自分、馬越選手、福田選手の隊列を組み始める。小野寺選手が仕事を終え湯浅選手が先頭に。声を掛け合いながら進み残り2km。カザフスタントレインを抜き先頭に立つとフィンランドがトレインに入ってこようとしたので3回ほど押し返すが、コーナーで1人に入られてしまう。残り1km前で湯浅選手が仕事を終えて自分がフィンランドを抜きペースを上げると馬越選手が飛び出る。若干トレインが崩れ埋まるような形にはなってしまったが日野選手と福田選手がスプリントし一桁でフィニッシュした。
自分は集団でフィニッシュ。

結果としてチームで優勝は出来なかったが有力な逃げへの反応をチームでこなし、最後はトレインを組むことが出来た。
欲を言うならば自分がフィンランドを1人入れず、湯浅選手のペースが上がらなくなった祭に追い抜くタイミングを早めて完璧な状態で馬越選手に繋げたかった。湯浅選手の力量がわからず追い抜いてもらうジェスチャー等が全くなかったのも原因だが、やはりフィンランドを1枚入れてしまった自分に原因があると思う。

昨日の絶望的なコンディションに比べたら2日目はまだ動けたように感じる。
前日の夜は眠りに就くのに苦労したが睡眠時間も充分に取ることが出来た。
脚が攣る事もなかったのでレースを通して調子を上げていきたい。

【2018/9/2 tour de dmz stage3】

115km 952m↑ 2h58m

結果…34位

Stage3は総合が殆ど決定する重要な山岳ステージ。自分の役割は危険な逃げへの反応と、山岳での小野寺選手·馬越選手のアシスト、チャンスがあればステージ優勝だ。

レースが始まるとアタックが発生し福田選手と声を掛け合いながら交互に反応していく。
自分が反応したアタックにアメリカ3人、アメリカチーム1人、オランダ2人、フランス1人、カザフスタン1人が乗り集団と離れる。
序盤の逃げだったので吸収されて再度アタック合戦にしてしまうと消耗してしまう為、ローテーションに加わりタイム差を広げる。カザフスタンが付き位置だった事やアメリカとオランダが枚数を揃えている事からタイム差を1分付けた所で付き位置に。
仮に逃げが決定打になったとしてもアメリカ3人、オランダ2人の数的不利に勝てる可能性は非常に低く、付き位置で脚を使っていないカザフスタンに対しても完全に不利なのでローテーションは回らない。チームオーダーだと言い逃げ集団を納得させカザフスタンと付き位置に。

ここからは補給をして次の動きに備える。少しパンチのある登りでセレクションが掛かると苦しいのでその時だけローテーションに回り先頭付近でこなす。オランダがペースアップしたが対応することが出来た。

50km程逃げタイム差が縮まってくる。次の動きに備えて吸収される。この後の勝負どころの登りに差し掛かりペースが上がる。
途中まで先頭集団の後ろで走るが中切れが徐々に起き自分もギャップが空いてしまう。コンディションの関係で限界なのもあり、少しずつ先頭が離れていく。牽制を願ってマイペースで追い、一回近づいたがkomのスプリントが始まり離れてしまった。

それからは第2集団で走ることになりフランスやアメリカ、オランダの選手の抜け出しには反応していく。前の集団でカザフスタンが数的有利なのもあり最初は湯浅選手、日野選手と一緒に先頭交替に入ったがタイム差が2分ついてしまったので受け側に。最後の激坂区間で7人程の抜け出しがあったので反応したが、結局追い付かれてしまった。第2集団でゴール。

今回は逃げに乗る仕事は出来たが、殆ど付き位置で脚を使っていないにも関わらず登りで遅れてしまった。基本的に走りの感触自体は悪くなかったが登りが厳しくオールアウトしてしまった。本来自分の役割である登りでアシストが出来ず、先頭で馬越選手と小野寺選手のアシストが出来なかったのは責任が大きく、悔しい。

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【逃げに乗るというアシストとしての仕事が出来たのは良かった。しかし脚を使ってる訳では無いので山岳で何も出来なかったのが大きな問題。】

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