【report】2022-3/20 gp national de cintegabelle

レースレポート

category elite national
distance 15km x6 9.5km x5 139km
up 2237
result DNF 56e (-1lap)

目標


先週に体調を崩してしまい、数日かけて調整を試みたのでしっかり走り切り、次のレースにつなげることが目標。低い目標にも聞こえるが、過去の経験からしっかりしたコンデションではない時のエリートレースはまず勝負には絡めないので現実的なものとした。

レースコンディションとしては非常に風が強く(風速12m)、今まで経験したことがない程の横風のレースになったので、走る前もそのことを考慮ししっかりその区間には前で入る事を重要視した。

展開


レース開始直後の登りからアタック合戦が始まる。登り切りから次のポイントまでは一段階目の横風区間となるのでそこでは次の区間に備えてポジションを上げることに集中する。脚の感覚は鈍かったが、ここで上がらないと終わってしまうので踏み切った。

次の横風区間に入るころには集団真ん中辺りに位置できていたので何とか分断を食らわず乗り切ることが出来た。しかし、そのままアタックの流れは続き追い風区間を挟んでそのまま周回終盤の登り区間へ進んでいく。そのままハイペース(に感じた)のまま集団は進み次の周回へ。

後ろの方が圧倒的にきつい克前に上がるのには労力が掛かりすぎるので二周目は先頭でアタック合戦に加わることを選択。これ自体は間違っていなく、きついなりにも低リスクで展開に当てはまることが出来た。

しかしスタートから横風のために休める区間がなく、どちらにせよ二周目の最後の登り区間でオールアウト気味になってしまい位置を少しずつ下げながら対応していく。しかし、登り切ってからが追い風基調の横風で分断が発生してしまう。自分は後ろに取り残されてしまったが、焦らず踏めるところは踏んでチームカーの隊列も使って集団復帰。

この時点で戻れなかった20人ほどはレースの争いからは脱落したことになる。

そこからは自分のコンディションがまだ復活しきってないことを自覚し、上がれるところで引き続き前を目指すが本格的にメインの横風区間で分断が発動。ここでエシュロンを組んだものの後ろに取り残された集団は前と合流する事はなく、自分も脚はなく限界でレース終了となった。

そこからはグルペットで走り続けたもののマイナス1ラップで順位はついたもののdnfだった。

考察など


風の動きは少しだけとはいえ経験があったので頭に入っていたが、やりたい事とやれる事に大きなギャップがあった。前回のレース直前から体調を崩してしまい尾を引いていたのは間違いなく、パフォーマンスも低かった。そのなか横風のレースはごまかしが利かなく厳しいものとなった。非常に悔しい、苦いレースとなってしまった。

改善出来ることは勿論走りとしても横風前の流れに沿って行く感覚も甘かったし、少し昔より譲り気味な精神になっていたことは感じる(コンディションと連動する部分はあるだろう)。

しかし一番は不貞腐れず、次のレースを見据えて体調を完全に復活させること、トレーニングを積むことだと思う。今回はネイションズカップの選考も絡んでいたので落胆し気持ちを落としかけたが、今の状態で走っても散っていたのは明白だっただろう。だから自分は今やれる事を最大限やってみることに集中し、レースを迎える事を求められていると感じている。

引き続き集中して遠征最後のレースに備えていこうと思う。

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