2021-11/07【report】JCX第2戦 幕張シクロクロス 

レースレポート

category elite (cat1)
result 15th place
time 1h02m36s (+4m53s)

目標

今季初のc1カテゴリー出走となる幕張シクロクロス。92番手の最後尾スタートという事もあり、序盤にどれだけ抜けるかが鍵となるレースだ。

今回の目標は現実的に考えて完走。というのも、今回の1番ゼッケンの先頭は日本シクロクロス界でトップクラスの男、織田聖選手。序盤の渋滞に巻き込まれてしまうと彼が駆け抜けて、ラップによりレースを降ろされてしまう可能性があるからだ。

ロードレースとは全く違い、DNFにならない為に最初の2lapは常にフルガスで行く必要があったため、中盤に少しタレてでもペースを上げていく事にした。

今回はフルラップ完走したうえでtop20に入ることが出来れば良いという、現実的なステップを自分に課してスタートした。

展開


最初は芝生の幅が広いセクションを走るので、スタートからもうプッシュした。しかし、最初は皆考える事は同じなので直線では抜けても2~3人というところ。

コーナーではシチュエーションによってイン抜きアウト抜きを感覚で行ったが、今回はうまく行き何人もパスすることが出来た。少しテクニカルなゾーンを越えてからは皆のペースが最初より落ち着いたのでギアを2段階上げて踏み込む。

バックストレートの芝生セクションという表記が正しいかは曖昧だが、そこでかなりの人数をパスすることが出来た。

最初の二周くらい(ずっとフルガスだったので正直記憶があっているかは微妙。)を終えたころには序盤の渋滞な感じは無くなり、自分のペースを保ちやすくなっていた。しかし、一番タイムを稼げるのは芝生区間であることは変わらないので、そこでのペースアップは怠らないようにした。

芝生区間は踏めるだけ踏む

中盤は計画通りにも少しタレて、テクニカルなセクションでは回復に専念する形を取った。しかし大きく下った後の直角右コーナーでフロントを滑らせてしまい転倒。かなりの低速コーナーなので結果的にダメージは無かったが、完全にリズムを崩してしまう。

そこからは少し順位をさげてしまったので、落ち着いていったん回復を意識。残り2周から上げていけるように、ナーバスにならないようにした。

そのおかげか残り2周は良いリズムで回ることが出来た。踏めるところはしっかり踏んで、ミスしないように坦々と行くことが出来た。最後は視界にとらえていた湯浅選手(EQA)を抜きたかったが、叶わず15位でフィニッシュした。

自分のリズムに持ち直す

考察など

自分なりに目標を立てて、達成できたことは素直に嬉しく思う。ロードレースと違って僕はまだまだシクロクロスの歴が全くないし、純粋に楽しみながら強い選手になれたらと思う。

今回一番反省しなければいけないのは転倒してしまった事。もし来年のロードシーズンに響く結果を招いてしまったら、それは自分の将来を大きく変えかねないという事を意識しなければならない。それは億劫になる事を意味するのではなく、基本的なテクニックを身に付けて、安全のレベルを上げる事を指す。

そして心身ともにだるさがなく、フレッシュに楽しめたので、レース直前まで満喫していたプチオフも効果があったという確証になる。そういう意味では全体的にネガティブ要素がほぼ無く、良かったと言えるレースになったと感じる。

今期はやればやるほどシクロクロスの魅力に惹かれている自分がいる。テクニックを磨いて、脚をしっかり活かせるようになるのが今期の目標だ。
今後はマッドコンディションや、キャンバーなど、走らなければいけないシチュエーションは増えるので、レースの前に練習して経験値を少しでも増やしていきたい。

たくさんの応援が素直に嬉しかったです。まだまだ初心者ですが、はやくシクロクロス選手を名乗れるように真剣に取り組んで参りますので、引き続きよろしくお願い致します!!

camera: 春日部写真館 / 弱虫ペダルサイクリングチーム

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