石川クリテリウム
distance 32.4km (1.8km x 18lap)
result DNF
【コース】
一周1.8kmのショートサーキット。ストレートが2本、それ以外はシケインコーナーとターンが2本の比較的入り組んだ設定。コース幅もあまり広くないのでベルギーのレースに近い印象。特に最終コーナーを開けると残り100mなのでほぼ入った順で決まるかというところ。
【展開と考察】
一年ぶりのクリテリウム。自分自身、苦手意識は全くなかったが、dnfに終わってしまった。 レース前の目標はしっかり前で走ること(落車回避、前有利)、逃げを意識して走ること(クリテの勝ち筋)だったので、スタートから中盤までは前方を見て走る。
度々抜け出しがあるが、長くは続かず吸収を繰り返す。自分も吸収して一瞬集団が落ち着いた瞬間にアタックし、shimano racingの選手と先行する。この動きはすぐに吸収され、入部さんがカウンターで逃げを開始した。
そこまでの動きは悪くなかったが、今日はこれだけでレッドゾーンに入ってしまい、そこからは何もできず、徐々に位置を落としてdnfとなった。
この日は思い付く言葉が無くて、モヤモヤした。人生で初めてクリテリウムで全く走れなかった。自分が弱くなっているような感覚にも陥るし、高スピード帯の能力がまだまだ足りていないという現実も突き付けられたような気がする。とにかく今までのレースでバックファイヤ(動いた末に垂れて終わる事)は殆どなかったので、それもモヤついている要因の一つだろう。
自分自身ブランクがあった事、そもそも高インターバルがかかる展開の中で高いスピード域を維持する能力が満足に足りていない事を自覚して日々のスピード練習の重要度を更に上げていきたい。
石川ロードレース
distance 108.8km (13.6km x 8lap)
up 2113m
result 21e
【展開】
今日の目標はしっかり逃げの動きをし、乗る事。そして自身のチャンスを見出だす事とエースの井上/入部選手を温存する事。 天気は幸いにも曇り/雨で気温に悩まされることは無かった。
1周目から前に位置し、しっかりアタックに反応していく。今回のレースは力業アタックの割合が高く、様子見という感じはしなかったので疲弊も早かったように感じる。 何度か反応してから、1周目から2周目に入る登りで大規模なアタックがあり、反応。良い人数で離れたが、集団が容認してくれなかった。
それからも井上選手のフォローを受けつつ反応を続けるものの、2周目から3周目に入る登りで常に反応してしまったため、とうとうオールアウト。そしてその埋め合わせを入部選手がしてくれた為チームとして後手を踏むことはなかった。 しかしもはや後手を踏むことは無いのが前提なので、エースのカードを切ってしまったのは大きい反省要素。
そこからは集団で井上選手を守るように固まり、周回を重ねる。残り2周で愛三工業による大きなペースアップがあったがここでは粘り、絞られた人数の中最終周回で井上さんの位置を作ることに専念。 最後の登り途中までアシストし、自分はドロップした。 そのまま残り2kmを登り21位でフィニッシュした。
【考察】
今回は直近の走りからも入部選手と井上選手がエースだった。自分の狙いやチャンスとも合致していたので逃げに行くことは進んで名乗りでいた。しかし今回は見極めが難しいように感じ、後手は絶対に踏めない為動くことが多かった。井上選手がフォローに入ってくれることは多く、他のメンバーがここを担えたらより一層チームとしては隙が無くなるように感じる。また、入部選手がフォローしてくれ、逃げに乗った際は完全にオールアウトしていたので、危機だったとっも言える。
またプロトンで井上選手をアシストしていなくても、前半の消耗が大きく、残るのは難しかったと思ったのでやってよかった思う。もっとフィニッシュ直前まで出来たら良かったという気持ちは大きく、まだまだ力不足が否めない。逃げも最後のアシストももう一段階クォリティを上げられたら自分にとっても、チームにとっても有益だと思う。
しかし、シーズン序盤ではどうなるかもわからなかったところからは、しっかりレースシーンに戻ってきたという自覚もある。引き続き伸びていくためにも、後半戦に向けて休息とトレーニングを積んでいく。
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