Category 2
Distance 2.2km×33 72km
Up 1600m
Results 11e
コース
ホームストレートの300mを除き全て車一台分のスペースしかない狭いコース。
レイアウトも完全に上りと下りで、上りは約700m(平均8%程,max13%)とキツイ設定。
テクニカルな部分こそ無いが、休むところが無いコース。
展開
コースの難易度に対して人数が多いこと、カテ2のレースの中では強い選手が何人も見られた事からサバイバルになる事はわかっていた。
先頭付近にチームメイトと並ぶがゼッケン番号順にチームごとのパレードがあったのでスタートは後ろになってしまった(82番)。
スタートからjorisと共に前を目指す。一周目から先頭がふるい落としにかけるのでペースは上がったが、最初なのでドロップするのは極数人だった。3、4周したくらいでやっと先頭付近に位置する。この直前の動きでjoris含む数人が先行する。自分としては位置的に前に2列選手がいて反応出来なかったが、jorisが乗ってくれたので良い展開になったと言える。
また、登り返しでフランスジュニアチャンピオンがアタックし、反応したかったが前の選手達に阻まれて反応は出来なかった。これは絶対に反応したかったが、上手く抜け出せなかった。
集団も登りで段々と人数を減らして行き、いつも通りのカテ2のメンバーが揃う展開に。先頭とは30秒前後でレースは進んだ。度々あるアタックには全て反応した。サバイバルなレースなので完全に力勝負であり、アタックに遅れると「遅れ集団」になってしまう為気は抜かなかった。
【アタックで人数が減っていく】
中でもvaulx en velinの選手が麓から頂上まで踏み切る良いアタックを何回か掛けていたので彼の動きを常に警戒していた。しかし上りで彼のアタックを境に追走が作られ、そこに数人と共に着いたのは良かったが、そのタイミングで周回遅れの集団と合流。道が非常に狭いのもあって彼ともう3人ほどはうまく抜けたが、自分を含む4人は通せんぼ状態に。
必死に右を通る事を伝えたが5秒はロスしてしまい、そこから踏み直して単独ブリッジの形に。
上りとホームストレートまではタイム差が縮まったが、前の追走でもアタックが連続してかかっている為ギリギリ追い付けず。自分は後ろから来た2人に吸収され、先頭と追走集団を追った。
【恐らく単独ブリッジに出た瞬間。もどかしい。】
先頭は4人まで人数を減らし、追走もバラバラになった状態で終盤へ。自分達のグループには追走から落ちてきた数人をキャッチして先頭を目指した。
しかしペースは上がりきらず残り5周程で先頭とは1分差、後続から20人ほどのプロトンが来てキャッチされる。毎周アタックが掛かるが落ち着いて対応、周回を重ねた。毎周人数が減り、残り1周のアタックでプロトンは10人程に絞られた。
最後の一周でアタックするのも悩んだが、相手達の脚を判断してスプリントを選択。下りからの緩い上りスプリントなので好きな部類に入るフィニッシュだった。
【途中の追走】
下りは4番手で入り、先頭のスリップから抜けた3番手の選手に合わせて飛び出した。しかしスプリントしている選手が全体的に左にずれ、自分は最左側へ。地面がガタガタだったのはまだ良かったが、フィニッシュ100m前まで柵が無かった為、よそ見している観客と当たりそうになり一瞬踏みやめてしまう。
そこから踏み直したが、ポジション維持が精一杯で終わってしまった。
先頭が4人、バラバラの追走が結果的に2人、7位争いのプロトンで自分は11位だった。
【フィニッシュ】
総評
展開的には正直にガッチリハマる事が少なく、難しいレースだった。序盤のフランスジュニアチャンピオンの動きにはどうしても反応したかったけど、その前に先頭まで出れていなかった自分の責任だった。反応しなきゃいけない(するばき)アタックが今回は見えていただけに悔しい。
追走が出来た時のアタックにしても前の選手が遅れ集団(-1lap)に突っかかってタイムロスして終わってしまった。全力で単騎で追ったが追い付くには至らなかった。
前回のレースに引き続き脚や身体の調子は良かったが、今回はうまく当てはまらなかった。強いて言うなら道幅が狭いとは言え、もっと早いタイミングで先頭に躍り出る必要があったと思う。
最後のスプリントに関しては位置取りと、スリップから飛び出すタイミングは凄く上手くいったように感じる。しかし選択した左側はベストではなく、最後だけを切り取れば不完全燃焼な終わり方だった。
最後のカテ2はどうしても勝ちたかったが、トップ10すら逃す結果に。
脚の調子を上げ続けられている事は確認出来たので来週のカテ1、再来週のCDFにしっかりぶつけられるよう、練習/回復に集中していく。
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