result 5th
time 1:06:01
distance 1.24km x 40lap 49.6km
climb 299m
目標
今回の作戦は逃げを狙う動きをメインに、終盤レースがまとまるようであればスプリントに参加するという事にした。自分は爆発的なスプリントを持っているワケではないが、位置取りは得意なので引き続き集団スプリントでどこまでいけるか試したかった。
展開
レースは常にウェットコンディションで、最初の2周はローリスクでグリップとラインをしっかり確かめた。そんな中でも逃げの動きはスタートから活発で、自分も合わせていく。10人ほどで先行したり展開にばらつきはあったものの、決定的な動きは無いまま周回賞のラップに突入。
自分は常に先頭付近にいたので周りの様子を伺っていたが、しっかりスプリントする気なのか、狙っていないのか組織的な動きは見えなかった。自分は路面のグリップレベルも把握できていたので最終コーナー手前でアタックし、そのままコーナーを抜けて一位通過することに成功。当初は狙っていなかったが、ほぼ力を使わずに取れたことはよかった。
そこからはチームメイトの入部選手含む逃げが先行する。自分はブリッジの動きに警戒しながらしっかり集団前方を位置取った。レースは愛三コントロールのまま進み、入部選手らがキャッチされたタイミングで自分がカウンターアタック。
風間選手(shimano)、當原選手(aisan)と共に逃げるが主導権を握るチームを逃がしたくないブリヂストンのけん引によって吸収。
そのあと間もなく入部選手が再びアタックし風間選手と先行。終盤はこの二人vs集団という構図になった。
残り4周ほどで逃げは引き戻される。ここからは自分が行く意思をもって動き、優勝候補である岡本選手(aisan)の番手を積極的に取りに行く。弱虫ペダルサイクリングチームとしても人数を残すことが出来ており、積極的な位置取りを続けた。
残り1周に入る直前で入部選手の牽引トレインに乗り換え、集団前方で再び岡本選手の後ろに乗り換える。ラスト2コーナーでは3番手につけており、完璧な形であったがラストコーナー手間でアタックがかかり軽くシャッフルがかかってしまう。
最終コーナーは6番手ほどでクリアする結果になってしまい、スプリントの末5位でフィニッシュとなった。
考察
計画通り逃げを打つことは出来たし、入部選手と交互に行くチームの積極的な展開に持ち込むことが出来たのは非常に良かったと思う。チームの結果(渉選手4位、自分5位、細川選手6位)としては悔しさも残るものの、入部選手と共に周回賞も獲得したので決して悪いものではなかったと振り返る。
自分はスプリンターではないので逃げ切りを狙うことが常ではあるが、全ての展開にチャレンジしたいのでスプリントに参加できたことは良かった。
今年は今まで避けてきた集団スプリントでTOJ stage4 6位、ツールド熊野 stage1 9位とtop10には入り続けてきた。今回は5位だったので次のチャンスはtop3を目指し、諦める事無く挑みたい。
引き続き登坂能力、TT、スプリントすべて強化しオールラウンドに戦える選手を目指していく。
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