こんにちは。香山です。
多くの選手がそうであるように、僕も先週末からオフに入りました。
オフに入ると時間に更に余裕があるなぁ…なんて感じてしまうのでブログも細かく更新していこうと思います。
今回は軽い振り返りというか気持ちの反省をしていこうと思います。
【🍂🍁】
というのも今年はとてもクレイジーな1年で、コロナの影響に加えて怪我が絡む始末でした。
そのせいで年間を通しての走行距離・レース数が少ないのは前提(皆同じなので)として、本来やるべきトレーニングが出来ない事や、レースに関してもフルな状態で参戦出来ない事など今までとは根本的に異なるシーズンとなりました。
サイクルロードレースっていうのは非常にタフな世界で、去年に別府選手と走ったときに言われた『残ったやつがプロになる』っていう言葉が強く意識されるような、そんなシーズンでした。
勿論選手である以上 結果・リザルト が全てを決定する世界で、本当に結果的にはそこだけなのも事実です。
しかしそこまでのプロセスで多くの選手が色々な事情で姿を消すのもまた、事実です。
だからこそ一回決断してからは意地でもやりきろうと、粘ってやろうって気持ちが強くて、今年は取り組みました。
まだ消えたくない。まだまだヨーロッパのサーキットでやってやりたい事がたくさんあるっていう気持ちがとても強くてそれを芯にずっと持って挑みました。
【去年の写真。また大きいレースで全力を出しきりたい】
本当の気持ちとしては毎回 脇腹が 怪我が 原因はわからない なんて言い訳も説明も本当に嫌で、正直に辛かったです。
見てるほうもつまらないでしょうし、やっぱ僕自身ポジティブな話題が大好きなのでそう感じてしまいます。
だから自分の気持ちの悪循環を作らないように、今年後半はsnsの更新は最低限(雑でつまらなかったと思います😂)、とにかく目前の事に集中していました。
現実問題来年シーズンに入るまで克服できなかったら本当にヤバいなとか、考えないわけでもありません。
でもその度に克服するぞ!と奮い立たせてやってきて、意外と自分で自分を奮い立たせるのは得意だな、とか細かい変な発見もあったりしました(笑)。
勿論それは怪我をしてからの後半戦の話で、前半戦は異常なくらいモチベーションを発揮していたと思います。
勿論それがコントロール出来てなくて、身体を壊した原因の一つ、反省点だとは感じています。
でも大好きなロードレースに対して、こんな状況でもこんなにやりきれるんだと、心の自信には繋がっているのも事実です。
強くなりたくて、止まってしまうのが物凄く恐怖に感じていました。常にヨーロッパのエリートナショナルカテゴリーの走りを思い出して、まだまだ強くならないと通用しないぞ、と日々悪循環で鞭を打ちすぎました。
【もはやトラウマ😂👌】
きっと僕はやるべきことに対して冷静を装っても、内心の焦りが強すぎてやりすぎてしまう傾向があるみたいです。やっぱり何事も焦るのは良くない。そう感じました。
だから今年は一旦冷静に、焦りすぎず、我慢しすぎず。落ち着いて物事に取り組むようにトライしてみました。
こんな経験も道から逸れたから出来たのかなとか思います。
だから一旦オフで心を休ませて、プランを立てて来年こそは最善のスタートを切れるように進めていきます。いまはそんなワクワクした気持ちが強いです。
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