こんにちは。香山です。
フランスのシーズンも早いもので(早すぎるもので)残り一か月となりました。前回の更新が連戦カテ2のcantalienneだったので丁度一か月になります。
あれからmonrond les bains(cat2)、tour loire pilat(大きいcat2,stage)、circuit des vignes(CDF DN3)、tour du pays de gex(elite national)に参加しました。
この中でもtour loire pilatはTTこそ上手くまとめたもの、前後のステージは全くうまくいかず苦い思いをしました。カテ2のステージレースは幾度となくミスをしていたので、繰り返さないようにと挑みましたが改善できず。チームの為の動きが出来た訳でもなく、良くないレースをしてしまいました。
大きく凹み、気持ちも強く落ち込んでしまったのですが、今までの良くなかったところを振り返って何とか切り替えて挑んだのがフランスカップ四戦目。このタイミングで挑んで貰えたこともあり、気持ちをしっかり集中させられたと思います。
リザルトとしては自分自身は力尽きてプロトンフィニッシュでしたが、与えられたアタックへのフォローという仕事はこなせたと思います。調子は悪いわけではなくやるべき事をやれたのと、6月から毎週末連戦している身体にしては動かなくなるような事態は今のところありあせん。フランスに来た直後に比べて身体がタフになってきているのは感じています。
その次週はエリートナショナルのtour du pays de gexに参加しました。これは今までのエリートナショナルの中でもコースのレベルが高く、完走を目指しましたが現実はDNFでした。しかしネガティブな感想が残ったのではなく少し吹っ切れたような、スッキリしたような感情が湧いてきました。勿論どのレースだって負ければ悔しさがあります。しかし自分はシーズン中盤に掛けて少し自分を追い込みすぎていたように感じました。
自分を追い込むこと、プレッシャーを作り感じながら成長する事。これは確かに本当に大切な事なのですが、今思い返すとレースを楽しめないくらい追い込んでしまっていました。カテ2は「勝たなければいけない」という強いプレッシャーが良くない結果を招いたり、後手に回る展開を作ったりしていました。
逆にエリートナショナル等のレベルの高いタフなレースは完走する事が出来ます。今回こそ足切りDNFでしたが、「完走」に関しては安定していたと思います。
カテ2で勝てないというのは戦略が甘さもあると思いますが、過度なプレッシャー・緊張から来る判断力の低下があったと思います。レース勘がなくなってしまい上手く展開にハマれないブランクのような状態になってしまいました。
これを改善していくには力は勿論必要ですが、それ以上に冷静な判断力、レースを読む能力、展開を分析する能力、コースの特徴を理解するetc細かい部分が非常に大切になってくると思いました。
シーズン終盤になり残りレースも限られてきましたが引き続き努力を続けていきます。また疎かになっていた楽しむという気持ちも持って、挑んでいきます。
生活に関してはいつも通り順調です。来た当初より自然に色々な事が出来るようになってきたかな、と感じます。
気候に関しては猛暑の夏を終え、涼しさを感じられる気候になりましたが幾度となく暑さがぶり返す事があって気は抜けないです。とは言えやはり日本に比べ湿度が低いので暮らしやすさは感じています。
壊れた機材はショップに持って行ったり、壊れた歯の矯正器具を自分で調整(応急処置)したり、必要なものを買いに行ったりと、ある程度起きた事柄に対応して生きていけています。
約6か月目に滞在になっていますが、初めての自分で生きていかなくてはいけない環境でうまくやってこれた事は素直に褒めてあげたいです。周りの方々の恩恵も大きいですが、ここまでは大きな問題やトラブルなく来れた事にホッとする気持ちもあります。
最初は不安がかなりありましたが、今はある意味のんびり楽しめています。文化や常識、色々な部分が身に染みて違和感が小さくなっていっています。
日常的に小さなイベント(アクション)があるので、渡仏当初は鬼のように情報を発信していた訳ですが、やはり慣れ(日常化)している部分もあるので今後はもう少し過去に起こった事・起きたことについても発信していこうと思います。
【うどん?ぞは?】
【誕生日に母に送って貰ったカレー粉は使いきりました】
これからも楽しみにしていてください!それでは!
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