disance 6km x25lap 150km
result 68th
目標
全開のJBCF播磨では全く身体が動かず、多少持ち直したものの鹿児島合宿でも感触が良くなかった為、今回は最初から積極的に行くのではなく一歩引いて選別させてもらった。
今自分に出来る事を見極めて実行し、しっかり完走して次につなげる事が目標。
展開
スタートから逃げを狙う動きがあり、今回はアタックがチェックで繋がるというよりは数名で先行するものの振り出しに戻るという展開が続いた。
こうなってくると散発的なアタック合戦よりも逃げがあっさり決まってしまうか、結局振り出しに戻って逃げに乗りたい選手が疲弊する事が考えられたので、今回は特に先行するメンバーを見ることに集中した。
結果的に5周目程から前に上がり、少し出遅れたものの6周目のアタックにジョインして逃げとなった。
まずは逃げ集団として確立させるためにもしっかり踏む時間が続く。中でも松田選手(BS)の牽引が特に力強く、それをうまく利用する形で立ち回るしかなかった。
そこからは比較的綺麗にローテーションを組むことが出来(少なくとも5人は確実にローテーションすることが出来た)、後続とのタイムを維持していく。
自分としてもチームの意向としてもメイン集団から追走のジャンプアップがあると踏んでいたので、その点も頭に入れながら逃げ続ける。
後に追走集団が出来、合流。チームとしては入部選手を含む11人の逃げとなった。
しかし残り距離を残してアタックの色が見え始め、自分としても余裕のない時間が続く。結果的に逃げは徐々に人数を減らし、自分も残り5周ほどでドロップしてしまった。
その後もメイン集団にくらいつき2周消化、その後はフィニッシュを目指して走り68位でのフィニッシュとなった。
チームとしては中井選手の5位が最高位。
自分は逃げている際に周回賞を獲得となった。
考察
結果的に逃げ集団は”勝ち逃げ”にはならなかったものの、自分は勝負の始まりの時点で千切れてしまった。身体は徐々に少しずつ良くなっているが、まだ良いコンディションとは言えない結果となってしまった。
しかしその中で自分に出来ることを模索し、挑戦することが出来たのは個人としてもよかったと思う。自分が出来ると認識している走り、内容、リザルト全てにおいてズレを感じる時間が続いているが、選手として成長するためにも乗り越えていきたい。
また、day2は出走せずのサポートとなった中で1,2,4位フィニッシュの素晴らしいレースとなった。
自分は正直に嬉しさ3割、7割くやしさの感情でいっぱいになってしまった。
トレーニングやレースでも今年はみんなで勝てる、そう感じていただけに大きな驚きはなかった。しかし、その素晴らしいレースの中で味わう嬉しさ・悔しさとは決定的に違うもの、それを今回は指をくわえながら経験した。
自分もレースを走りたい、活躍したい、勝ちたい。そんな気持ちにでいっぱいになった。
そしてチーム、先輩が良い成績を残してくれたからこそ自身にとって前向きなモチベーションになっているのも事実。祝福の気持ちとリスペクトを込めて、それに負けんじと自分も今できる事を妥協なく取り組んでいこうと思う!
移籍してからも高いモチベーションで競技に本気で向き合っている。それでもうまくいかない事がある事も経験値に代えて、しっかり走りで証明していきたい。
camera : satoru kato