7km x21lap 147km
result DNF
目標
距離が長く、ゴールが登ったのちの軽い下り→平坦というパンチャー系に有利に働くコースとなっているので非常に楽しみにしていたレース。
自身の動きとしては逃げに乗ることをしっかり意識しながら、top10に固く入っていきたいと考えていた。
展開
スタートから前方に位置し、天野選手と二人で仲間のヘルプを借りながら逃げの動きに対応していく。マンセボ選手(matrix)ら逃げたいチームを中心にアタックが掛かるが決定的な動きは無い。自分としてはテクニカルな区間が長いので前方にいるように心がけたが、妙に苦しさが隠せなかった。
結果的には逃げが決まったタイミングでは横山選手がイン。自分らは次の展開に備える動きとなった。シマノ、愛三らを中心に牽引し、逃げとの差を少しずつ埋めていくことになったが自身としては身体がまったく回復せず常に苦しさが付きまとった。
後半に向けて金子選手(グリフィン)を中心に牽引ペースが上がり、自分は残り50km残した約90km地点でドロップしてしまった。全く力は戻らず、数周したのちにDNFとなった。
チームとしては入部選手が4位でのフィニッシュとなった。
考察
終わってみれば調子が悪く、全く力を発揮できなかったレースをしてしまった。常に速いと感じていて、もっと集団も疲弊していると思い込んでいたが、自分一人が苦しんでいたに過ぎなかった。実際パワーデータの更新は一つもなかったが心拍数の更新が複数の項目もあった。
調整ミス、補給面での準備不足、体力のマネジメント面、今回の低いパフォーマンスの要因として、確かに当てはまる点はあるものの正直に強い納得感が無いのは本音だ。袋井の後に体調を崩したが、のちのチャレンジロードでは最低限の走りは出来ていた。
上記に伴う一時的なトレーニング量低下もあったが、それが響くにしてはチャレンジロードや直近のチームトレーニングでそれを察知できなかった。(開幕戦の志布志ロードの時は明らかに花粉症によるパフォーマンス低下があった)
去年も明らかなパフォーマンス低下が見えていた時期と重なっていることもあり、何かのアレルギー反応や時期的な環境的要因があっても不思議ではないと思う。(去年はコロナ明けの体調不良と仮定していたが他の要因がある可能性もある)。
高校生のときから選手生活をしている中で、基本的なコンディショニングやトレーニングは改善を繰り返しながらも理想からは大きくはズレていないと思っていた。
u23の2年目辺りまではステージレースでも比較的安定している選手(相対的にそう言えた)で大崩れを経験することは少なかった。しかし去年あたりから大きく崩れる時があり、全く身体が動いてくれない時が出てきてしまっているのが現状だ。
何かが隠れている、もしく少なくとも年を重ね子供の身体を失った自分になり、ケアや配慮が足りていないという事も十分に考えられる。
とにかく全く走れなかった、力を発揮できなかった理由は多岐にわたると思うので引き続き改善に力を入れていく。はやく本来のパフォーマンスを発揮して活躍したいのが本音だ。
camera : satoru kato