DAY1 群馬csc 逆周
result 7th
distance 6km x25lap 150km
time 3:47:83
climb 2628m
目標
とにかく逃げる事。今回はアジアツアー関連の兼ね合いもあって出走チームがいつもより少ないため、ベルギーのケルメスのような”逃げがメイン集団”になるレースと読んで走った。目標はtop5でフィニッシュする事。
展開
序盤から積極的にアタックに反応していく。去年同様決まりづらいと踏んでいたが、雨の影響かところどころ隙があったのは事実で力技のアタックが重なったり、アタック合戦で疲弊した時の抜け出しなどで決まるような気配があった。
チームとしても後手を踏まない展開で、自分としても何度も逃げ集団として抜け出していたが決まるには至らない時間が続く。入部選手がアタックし集団もしっかり追う動きを見せたので、吸収された後に隙をついて自分もアタック。
単独で抜けだす形になったが、前待ち狙いで力を使いすぎないように調整しながら先行する。流れに過ぎないが結果的に約1周逃げたところで後ろから15人ほどの集団が迫ってきて合流し、これが先行するグループとなった。
チームからは細川選手と入部選手も踏まれていて、タイム差を奪うまでしっかりローテーションに参加した。30秒ほどで拮抗する時間を経て1分に広がった際に逃げ切りを確信。強い選手も多数乗っているグループとなったので出来る限り脚を貯めてレースを進めた。
残り40kmを切ってからレースは本格的に活性化。金子選手(群馬)、マンセボ選手(matrix)らを中心に揺さぶりあいが続く。
自分としては危険だと判断した動きにはしっかり反応し、常に一定の余裕を持って展開。残り15kmからは入部選手もパンチを打ち始め、強度も増していく。
ここまで自分も抜け出しを狙ったが決まらず、残り一周で入部選手が単独アタック。残1.5km地点では金子選手→マンセボ選手とアタックで一気に差を詰める。自分はマンセボ選手に反応することが出来、カウンターアタックを打つか悩んだが後ろも来ていたのでスプリントに備えることに。
最後は3番手につけていたものの、最後の最後でタレてしまい7位でフィニッシュした。優勝はチームメイトの入部選手。
考察
動きや展開は自己評価としても悪くなく、しっかり動き続けた事に意味があったと思う。一番の反省点は残り2kmに集中していて、特にスプリントは酷かった。
マンセボ選手と少しでも抜け出したのだからそのままオーバーラップして勝負に出ても面白かったと思う。逆に逃げ続けた入部選手のカウンターアタックで自分が行く→吸収→入部選手も僕もスプリントきつい という展開を恐れた気持ちもあった。(結果的に入部選手の脚は想像の2倍あった。)
完全にタラレバの領域な話だが、中途半端な動きが今回の結果を招いたとも自覚している。また、最後のスプリントに関しては南魚沼ロードレースからの改善が見られず、時間をかけてでも良くしていくべきだと感じる。
自分は昔に比べスプリント自体に苦手意識があるわけではないのだが、避けてきたツケが今回ってきているように感じる。負けた事をしっかり受け入れ、トレーニングの最後にスプリントしたり、ハイスピードからの加速を練習して改善していこいと思う。
DAY2 群馬csc 逆周
result 6th
distance 6km x10lap 60km
time 1:27:06
climb 1028m
目標
短いレースなのでとにかく脚を使ってでも後手に回らない展開をメイクする。そして最後は隙があればアタック、どんな展開であれスプリントになれば参加する事を目標とした。スプリントに関しては後悔がないように、しっかりもがく事を意識。
展開
予想通り序盤からアタック合戦が続く。数的有利なshimanoレーシングを行かせないようにチームからは最低一人チェックに入る。
序盤はチームの動きとしてうまくいき、何回もアタックを経て内田選手が佐藤選手(shimano)と二人逃げの展開に。
逃げとのギャップは大きく広がらないまま吸収し、そのタイミングでshimanoが攻撃を開始。
自分はshimanoトレインの後ろでしっかり対応する事出き、上り頂上でaria選手(オープン)と風間選手(shimano)と先行。弱虫ペダルとshimanoを逃がしたくかいチームによって吸収される。
そこからもアタック合戦の形は変わらずに内田選手と協力して捌いていく。
残り1周では冨尾選手(kanoya)が先行するもののプロトンの流れを読んで脚を貯める事に集中。最後の上りでアタックも狙っていたが、マンセボ選手を中心に想像以上のハイペースを刻まれた為脱け出すことは出来ず。こうなるとスプリントか隙をついた奇襲しか選択肢がなくなる。
バックストレートで位置を4番手にあげ最終局面へ。中井選手(shimano)の後ろを取りながら進むが前二人に囲まれそうになりそれを避ける形でスプリント開始。
最初のかかりは悪くなかったものの伸び悩み5人に捲られて6位。
考察
今日は短く展開が早いレースで、脚を使いながらも前で全体の動きを見ながら駒を進めることが出来たのはよかったと思う。
入部選手とは最終盤のアタックなど思惑が被ってしまった部分もあり、それを活かせなかったと同時にスプリントに関しての話し合いが浅かったと反省している。また、個人としては正直に最後の登りで飛び出す脚がなかった。
初日は7位、day2は6位と優勝には届かないリザルトだったが、どちらも最終局面まで戦えたことは今後の改善に役立つ。
DAY3 赤城山ヒルクライム
result 11th (+1m46s)
distance 21.5km
time 59:33
climb 1305m
目標
全力を尽くすこと。有力勢のペースに惑わされると実力以上に順位を落としてしまうと考えたので、個人TTの意識で挑んだ。
展開
序盤は焦らずチームメイトに近い良い位置をキープ。緩斜面でドラフティングが強く効くので、身体を疲弊させない程度にエアロポジションで力を温存。
登りが始まると集団がじわじわ小さくなっていく。残り10km地点で有力勢のアタックがあったようで、自分はここでドロップ。(ペーシングを続けた)
この時点では20番手程だったと思うが、入部選手と共にパックを掴みながらローテーションしていく。
前からは予想通り選手がドロップしてくる為、パスしながら進んだ。入部選手はそのまま先行し、自分は個人のペースに切り替え。sstーftpのペースで坦々と選手をパスし続けた。
残り3kmからじわじわ、2km本格的にペースをあげていく。前に11番手の尾形選手(shimano)が見えてきたので残り500mで追い付き、最後はパスしてフィニッシュした。
考察
狙い通り最後に向けて右肩上がりでペースを作れたことはよかったと思う。TTの練習にもなったし、悪くないイメージは掴めた。
しかし本音はtop10に食い込みたかった。中盤にペースで走る時間があったが、終わってみればもう少しあげても良かったかもしれない。タイムや選手の比較をしていくと成長は明らかに見られる。ヒルクライムも重要な要素なので引き続きしっかり磨いていきたい。
3日間を終えて
価値が狙える位置にいつつも勝ちきれない、悔しい連戦となりました。しかし去年同様調子は右肩上がりで、今後のレースも良い形で挑めそうです。
チームとして入部選手の優勝は勿論、個人としても日々仲間と切磋琢磨した効果を感じることが出来ました。練習の段階から気持ちを入れて本気で勝負するやり方は、とても自分に合っているように思います。
最後にいつも応援してくださる皆様、サポートして下さるチームスポンサーの皆様、レースを開催してくださっている関係者の皆様、ありがとうございました。全力で走りますので引き続き宜しくお願い致します。
📷 kensaku sakai
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