【report】2021-09/26 群馬cscロードレース day3

レースレポート

result 4th
distance 6km x20lap (120km)
up 2155m
time 3:04:14

目標

今日はレース3日目で、雨のレースとなった。
悪天候で気温も低く、選手たちの疲労の色も見えてくる頃合いなので、逃げ切りにとってはチャンスが多いと判断していた。前日の心残りがある事や、day1,2共にクレバーにtop10前後を意識して走った事から、今日は積極的に前で展開して行きたいと考えていた。

展開

前半から危険な動きにチェックに入るが、まだまだ決めるにはキレのないアタックが多いと思って次の動きを考えているときに入部選手がアタック。タイミングもパンチも充分以上で、逃げを決めるにはこの上ないきっかけだったので他の選手のチェックに入る形でジョインした。

そのままタイム差が広がるまでは踏み続ける必要があり、入部選手や織田選手とその認識は一致していた。 結果的に一番タイムを奪えて4分、逃げ集団の人数は10人程になっていた。距離が120kmと長くはないので、逃げ切るためにはどこのタイミングで踏み直しを始めるかが重要だと判断した。

久しぶりの冷えるレースだった。


脚の状態もよく、しっかり決めきる意志で望んでいたのでしっかりローテーションを回していく。 途中シマノの選手が動いたりとアクションもあったが、一定のペースでローテーションし距離を消費していく。集団には確実にタイム差を縮められていて、一周15~20秒削られていく。 残り3周の心臓破りで佐野選手がペースアップし、逃げは5人に削られる。先頭は自分、入部(弱虫ペダル)、織田(japan)、佐野(レバンテ)、天野(シマノ)の争いとなる。

残り2周で入部選手がアタック。追従した佐野選手をチェックする形で抜け出したものの決定打にはならず。 心臓破りでもアタックがあり、入部選手、織田選手と共に3人で飛び出したが、後に追い付かれてしまう。

最終周は心臓破りでヌルヌル抜け出し、一定のペースで踏み、少し離れたが織田選手にチェックされてしまう。そこのカウンターで入部選手がアタックし、織田選手と二人で先頭へ。自分はあともう少し踏みきれなかった。 後ろからは天野選手(シマノ)が追い上げて来たのでツキイチにして様子をみていると、プロトンから飛んできた沢田選手(BS)と合流。 そのまま先頭にも追い付き、ここからのスプリントが始まったタイミングで後ろから今村選手(BS)が飛んでくる。 結果的に残り100mで捲られてしまい、自分は4位でフィニッシュした。

最後メイン集団から飛んできたBS勢
最後は4位。

考察

勝てるかもしれなかっただけにタラレバがたくさん思い付いてしまう。 やれる事はやったし、久しぶりに物凄く楽しいレースだっただけに勝ちたかった。

南魚沼クリテで走り方を反省し、翌日のロードは6位、群馬day1は10位、day2は12位ときて今回4位だったこと自体は決して悪くはない。 今回は前で脚を使っていく設定は逃げによって達成出来たし、入部選手、織田選手と乗れたのはとても楽しかった。 やっと脚がしっかり戻ってきていて、強くなってきている。今回負けたことも事実で、強化すべき点はたくさんあるが、また良い形で強くなる事を純粋に目指せる状態になったと言える。

今シーズンは去年からの怪我があったり、実際のパフォーマンスと自分が認識している能力に差があるような状態が続いていた。だからこそ、こうして全開で踏み攻撃する側で走れるようになる事は、ある種何よりもうれしい事だ。

3日間手厚いサポートをしてくれたチームには感謝しています。おかげさまでレースだけに集中して取り組むことが出来ました。ありがとうございました。
3日間応援してくださった方々も自分の力になりました。これからも引き続き努力を続けようと思います。

何回踏み直したかわからない楽しいレースだった
途中霧も出てくるコンディションだった。

camera: Kensaku sakai / 弱虫ペダルサイクリングチーム

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