Category 2,3,j
Distance 5.5k x17 93km
up 326m
result peloton finish
コース
ベルギーのケルメスを彷彿とさせるフラットなコース。また一か所は狭いタイトコーナーの立ち上がりから一本道で完全な横風になっているのがポイントだった。
難しい箇所はないものの、インターバルが何回もかかる完全なスピードコース。
展開
レースとしては最序盤に出来た逃げがそのまま大差をつけてフィニッシュに行く展開となった。
自分は最初の15~20分は痛みが出てしまったのもあって集団でゆっくりしていた。今回は何と左サイドが痛んでしまったのには驚いたが、かなり強い痛みではなかった上、数分で収まった。
今回はそれ以降は痛みは無かったのだが、勝ちを狙う場合の展開的には惜しい部分で動けなかったといえる。
集団も常にハイスピードで進み常に一直線上な印象を受けた。逃げにチームメイトが2人入っていたのも相まって集団で待機する事に。しかし痛みの影響でインターバルトレーニングが過度に不足している為か、カテゴリー2と言えど余裕は全く無かった。
痛みが出ないという因果関係からエンデュランス系は充分以上に取り組めているので決して千切れる事は無いが、アタックが連発する先頭には行けても維持が難しく感じ、モヤモヤした。(いつもなら前方で待機したと当たり前に書けるのに。)
また常に一直線状のプロトンだったため、上がるのには力を使うかタイミングを見定める必要があり、自分の状態のせいも相まって苦しいものとなった。
横風のレースなのに常に前方というよりは寧ろ後方、中切れをパスしていくなんていう無駄足もわかってても使ってしまう辛いレースだった。
しかし千切れる事は無く、エンデュランス系が充分でインターバル系が欠けているからこその生き地獄のような状態が続いた。今回はそのせいもあって2hのNPは271w(4.9w/kg)。
終盤に向けて人数を減らし、プロトンはスプリントとなった。自分は三番手に着けていたが、脚も無くなっていてズブズブな結果になってしまった。
考察
現段階では対称的な2つの考え方がある。一つ目は痛みが序盤の最小限で済み、厳しいインターバルをレース強度で無事に行えたこと。
これは大きな要素で、いつもレース強度だと痛みが発生する確率が高く、最後までこなせない・痛みによるパフォーマンスの劇的な低下が見られた。
また基本的にインターバルをトレーニングで取り入れる際は~80%に制限するなど工夫してやっとの範疇を越えられていなかった。しかし今回はレース強度の中でそれを完遂する事は出来た。これはやり方や状態・シチュエーションによってはインターバルトレーニングが可能という事にも繋がる。
また左側が痛んだことに関しては個人的には正常だと思う。診察の後整体に通い左右差を取ってもらい、ストレッチやライド時・生活時も気にかけてきた。
左右差が無いのであれば箇所的に左右に症状が現れる事は不思議ではない。まだ新たなデータに過ぎないが、アクションに変化があったのは確かだ。そして症状が弱く、短時間だったのも気になるところ。
そしてもう一つは上記でも触れたように単純なインターバルトレーニングの不足による厳しさ。怪我のせいで回数・クオリティが劇的に下がっているのは自覚している。
しかしここまで本当に練習で出来てない事は本番でも出来ないが具体化したのも初めてだ。ジュニアの選手が沢山いる中ボコボコに引きずりまわされるのは正直いってかなり悔しい。というかあり得ない。
しかし今回は仕方がなかった。普段できる走り(インターバルは勿論、前にいる事、逃げに反応する事)が出来なかった。悔しいけど今だけは素直に飲むしかない。
決して悪化したり、大きな後戻りをしているわけではなく、悔しい中小さく小さく前進はしている。
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