category 2.3.j
distance 1.1km ×70 72km
up 213m
result 3e
コース
平坦な1kmコースの周回。バックストレートとホームストレートが緩く登っていて、行き半分が追い風・帰り半分が向かい風。
難しい要素はなく、逃げを行かせると危険なラップの危険性すらある短いコース。逆に言えば逃げを狙いたいコース。
展開
低中強度の練習では問題なかった事、決してレベルの高いレースではない事からしっかり動いてみる事にした。また短いサーキットで人数も決して多くない事から動くのは悪くない。寧ろ身体が正常っであれば正しいと思っている。
スタートから隙を見つけアタックしてみる。勢いタイミングもよかったので一人で抜け出し、全力で踏んで前待ちを試みる。こういったレースで序盤に取り返しのつかない逃げが生まれ。フィニッシュまで行くのは珍しくない。
今回はそういった狙いもあるので吸収されるまで全力で踏んでみた。しかしそこからの追走ではなく、枚数を揃えていたチームが警戒して吸収に来たので序盤からの逃げにはならなかった。
しかし最近では珍しく、この時点で痛みが発生。今回は肋間筋が痛むというよりは度々怒る神経痛に近い痛みを覚えた。(今回は激痛とまではいかず、後半に向けて回復した。休んだから回復ではなく、レースでアクションしているときも含めて徐々に回復していったのとポイント。今までの筋肉の痛みと神経痛が2つの要素として絡んでいたと見ることも出来る。)
そこからはその流れのまま逃げをトライする選手はいるものの許す気配はない。また平坦なので強引に決定できるような選手もいなかった。
目をつけている選手、危険な流れのアタックは反応したが決まらない。ここはうまく切り替えて狙いを定めて動けたと思う。中盤は福田選手と交互にアタックをしかけ、枚数を揃えているチームを削った。
その流れで一回本気で決めようと福田選手と一緒に逃げ踏んだが、プロトンが最後の意地を見せてきた。
そこで消耗を感じたので集中して次のアタックに乗り、それが4人の勝ち逃げとなった。
そこからは極力脚を使わないように動き、結果的にスプリントで出遅れる形になり負けた。コースに起伏があれば確実に独走に持っていきたかったが、正直に自信がなかった。スプリントも番手につけている事を意識しすぎて3番目の選手の鋭い加速にやられてしまった。
それが悔しかったし、今回に限っては一番のミスだった。今回のレイアウトでは私がそれをするべきだった。絶好のチャンスだった。
考察
最近はスプリントも大好きで、展開は良かったが最後にミスを重ねてしまった。本来であれば独走が持ち味だと思っているが、コース的にそこまでの差はなくてスプリントに持ち込んだのは悪くなったと思う。
しかし最終局面で最初に仕掛けるべきは自分だったし、少し待ちすぎてしまったのは事実。今回に限ってはそこだけだったと思う。
勇気をだしたスピード差をつけられた状態でスプリントを開始されると、想像以上に短い距離で捲るのは難しい。
勝ちたかったけど、データを集めて来シーズンに痛みを解決する(完治or付き合い方を見つける)という目標は変わらない。
📸:official
📸:fukuda yoshiaki
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