2020-09/25 気持ち

Hiryuブログ

シーズンが終わろうとしている。気持ち的には複雑で、怪我に悩まされ続けて終わってしまうという現実と、その怪我が悪化を辿っていないという現状がただ漠然と頭の中にある。


怪我の症状が現れてからの一か月に比べたら身体は大幅な回復傾向を見せてくれていて、今週は満足のいく強度、レースとインターバルトレーニングを含め達成することが出来た。


先週のレースはインターバルトレーニングが不足している現状がそのまま形となってしまって現れた。しかしそこでインターバル域をやりきって回復した事により今はとても感覚が良い。パワーの値は勿論、脚の反応がとてもフレッシュで楽しいのが最高だ。やっぱロードレースはフルガスじゃないと。


そんな感覚の中で今週は今まで自分が合格レベルと定めていた練習が仲間と出来て、とても幸せだった。


勿論インターバル域をすると痛むには痛むのだが、確実に痛みの強さが低下しているという事と回復のスピードが上がっているという事も注目したい。 

勿論最善は‟痛みを発生させない事”である事には変わりないのだが、しっかり100%に近い出力域でのインターバルをかけてもこの程度の痛みというのは自分にとっては無視できない、驚きの事実だ。

 


6月、最初はレースで痛みが出てフィニッシュ後は動けず、レース翌日~3日間は日常生活で歩くだけで脇腹が強く痛むような状態だったが、今はその時から明らかに変化を見せている。

レース翌日にテンポ強度のロングライドが出来たし、日常生活では一切問題は無くなった。

こういった前向き要素は確実に完治に至るまで自分を奮い立たせてくれると思う。


ただ、冒頭に書いたようにシーズンはもう終わりを迎える。


オフをたくさん取って身体を休ませれば怪我とは無縁のレース活動が再開できるのか、それともまだまだ戦いは続くのか。そんな不安が付きまとうからオフを心の底から楽しむのは正直難しそうだ。


シーズンオフを直前にしているのに、コロナが始まったあの時期からの‟出し切って戦いたい”という願望が拭いきれない。

去年のようにエリートナショナルカテゴリーで身体の芯まで出し切ってフィニッシュラインを越えたいというのは本音だ。


そんな引きも切らず続くモチベーションに近い気持ちが今年はぶつけられていない。

こんな経験は初めてだし、正直に言ってロードレース経験の中でまっすぐ上を向いて成長出来なかった初めの年だ。


でも、だからこれからも妥協無くやる事はしっかりやるし、過度な現実逃避もしない。

これがネオプロ契約後の出来事だったらと思うともっとゾッとするし、アマチュアのうちに下準備を済ませるという目的からは大きく逸れていない。(ヨーロッパ文化、言語、経験、すべてが選手の価値として不利に働かないように吸収する)。それが怪我だったとしても。


だから漠然とだけど、前は向き続けられている。同時に負け続けるのなんて絶対に御免なので、治った暁には度肝抜いて見せるという気持ちがどんどん強くなる。


明日はそんなシーズン最終盤のレース。やれる事は全部やってきます。

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【TTバイクのトレーニングも再開。やっぱり気持ちいいな】

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