10km×7 70km
1250m↑
Results 21e
コース
雨が降り続けていたのでコースは完全にウェットだった。レイアウトはお馴染みの古賀志林道を含むアップダウン。
展開
山中湖としては人数を揃えているので、危険な逃げに常時選手を乗せて後手を踏まないようにした。
スタートから先頭に並び、古賀志林道で宇佐美選手を含む数人がアタック。人数が5人ほどだったので反応した。登りで宇佐美選手以外は遅れてしまい、二人になる。
しかし宇佐美選手が下りを飛ばしていったので離れてしまい、後ろから来た3人と合流。宇佐美選手をひとりで逃がしても危険ではないし、追う必要も感じられなかったのであまり足を使わないようにして進んだ。
しかし時期に振り出しに戻り、先頭5人内をしっかり押さえて古賀志を越える。少人数の逃げが発生する事もあったが、メンバーを見て泳がせた。次の動きで福田選手が乗った逃げが出来、山之内選手と集団のブリッジのマークに入る。他の選手の動きで近づいたタイミングで自分がブリッジの為にアタック。
後ろから3人追い付いてきて、前と合流する。しかしその後も小さくなった集団が合流してきて、実質振り出しに戻る。(この時点で人数は相当減っていた)
❲
【最初の逃げへの対応】
次の動きで福田選手が動き、少人数の逃げを作り上げる。ペースの違いからタイム差がすぐに生まれたので、それを追いたいeqadsとリオモベルマーレ、IRCへのマークを徹底する。彼らにしっかり脚を使わせるように動き、周回を消化していった。
結局動くのは上記チーム、(ircは大町選手のアタックが活性化するが、花田選手が脚を貯め始めた。)
後半になるに連れて一番警戒していた中里選手(rapha)が追走の動きを積極的につくる。これには全て反応し、福田選手には近づけないようにした。
また連戦してきた中のシーズン最終盤ということ、帰国してから時間がなかったことから、脚を調子は正直に予想よりも遥かに悪かった為当初考えていた単独でのブリッジは叶わなかった。
福田選手を先頭に自分は絞られていく集団で走り続けた。最後の周の古賀志で花田選手(IRC)と平井選手(eqads)がアタック。自分は反応しきれず、プロトンで耐える形になった。
そのまま下りを終えると下りきり直前でパンクしてしまう。シマノカーでホイール交換をして頂いたが、1分近くロスしたので自分のレースは終わってしまった。
総評
まず言い訳なしに書きたいのは、状態の問題もあって脚の調子は非常に悪かった。その為後半にいくに連れて予定していた動きは出来ず、更に花田選手と平井選手のマークを最終局面で達成出来ない形になった。それまでのチームとしての動きは完璧だったと思うが、実のところはそれすら騙し騙しだった。
しかし、それでも最後の動きでtop10に入った集団に反応するチャンスと手応えはあったが、パンクで勝負する権利を失ってしまった。
今回はチームとしての歯車にはなったが、余裕はなかった。シーズン終盤どんなに気をつけていても免疫力が低下し、人生初めて内臓の調子(主に食道)が悪いこと、一時期は帯状疱疹の前兆が現れるようなコンディションなので素直にやれることはやったと感じている。
最後に一人で本気で踏んで、福田選手と合流するのが一番狙っていた事だったが、上記含め現実的に実現出来なかったのがただ虚しい。
現実的に山中湖クラシックまでコンディションが上がることはないかもしれないが、移動の疲労等が抜けてヨーロッパでの力は取り戻せると思うので楽しみにしていきたい。
【今回は体調から裏方に回る結果になったので次はレースを動かすような走りをしたい!】
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