2018-12/15 ~ 16【report】宇都宮シクロクロスday1 day2

·Category – Men elite (uci)
·result -33/48
·time – 35min (-4lap)

カテゴリー1に昇格してしまったので、宇都宮cxはエリートカテゴリー(uci)に出場。
出走メンバーは国内トップ勢は勿論、steve chainel選手🇫🇷を筆頭にFelipe orts lloret選手🇪🇸、chritopher jongewaard選手🇦🇺とレベルが違う選手ばかり。(フランスチャンピオン、世界選手権u23 2位、オーストラリアチャンピオン)
優勝！完走！よりも恥ずかしい限りだが何分走れるかが求められるレースになった。

コースはキャンバー(斜めになっていセクション)が多く、砂セクション、スラロームもあった為経験値を積むにはもってこいなコースになっていた。自分にとっては難しかったがとても楽しかった。
天気は良く、基本的にドライな設定。

【難しかったキャンバー】

セッティングは前回より変更を加え、タイヤを新品のvittria terreno mixクリンチャー、ホイールは前後ロード練習用のcampagnolo zondaに変更。サドルは少し後ろに後退させハンドルをしゃくる(上に向ける)設定に。湘南シクロクロスでは酷い目を見たが安定力がかなり改善され、タイヤのグリップを感じ取れた。

【写真はday2。グリップが改善されていて全力は尽くすことが出来た。📷https://www.facebook.com/SumpuTaizo/】

しかし試走で調子に乗って攻めていると舗装路の左コーナーが出てくるポイントで落車。霜もあり落車している人を何人も見たり聞いたりしたが、試走1周目はコース確認に重点を置いた方が痛い目に会わなそうだ。(ケツが痛い😅)

レースは開始からペースが速く、何人かパスするもごぼう抜きとかは出来ず。
砂セクションでは周りより遅く順位を落としてしまった。その後も無難なラインを通り少しずつパスしていく。勿論無難なラインなのでペースも結果として速いものにはならずトップからは1周目で1分30秒差に。
舗装路、芝をパワーを掛けてこなし、キャンバー等は慎重に…という走りを繰り返して周回する。タイヤのグリップは改善されていたが気持ちがビビったままで怖かったのか、どうしてもミスしなければ速いラインが通れなかった。
結果はタイムアウトになりDNF。

一番心配していたグリップ感は改善されていてそこは一安心したがビビりが抜けてなく、パッとしない走りをしてしまったと思う。(今思えばロードみたいに地面がコンクリートな訳でもないので怖がる必要ないのになって感じです。)

ここ最近寒暖差で体調を崩してしまい、前日から強い寒気とだるさがあった。レース中は特に感じなかったが、レース後の温泉でだるさが再発。すぐに出て宿に向かい、早めに睡眠に入った。その影響かday1は１日通して異様にメンタルが久しく下向きであった。闘争心がないというか、ビビり走になっていたのも体調はあるかもしれない。今年に入って体調管理は気を付けていただけにショックだった。

宇都宮シクロクロス day2
·Category – Men elite (uci)
·result – 32/59
·time – 35min (-4lap)

出走人数が増え、最後尾スタートの自分としては難易度が上がったと言えるday2。昨日走った事により、慣れが入り全体的にday1よりスムーズにこなすことが出来た。

幸いな事に体調は回復し、やる気も復活。
コースはday1に比べウェットコンディションに。キャンバーセクションが泥化していて難易度は上がっていた。試走では一応序盤のtkcマウンテン、階段脇も乗車でチャレンジしクリアする事が出来た。結果的にはレース中はミスが目立ちクリアする事は出来なかったが、挑戦してこそ価値があったと思う。

レースは66番手のスタートになった。レース開1分前にトラブル発生。シューズのバックルが前日の落車で割れていて締まらなくなった。急遽チームメイトの橋本選手にシューズを貸してもらうのを提案したが、時間が無さすぎたのでピットに入ってもらった。
スタートからは騙し騙し走り、ある程度位置を上げることに成功。前日よりも良いリズムで選手をパスしていく事が出来た。
ピットに入りシューズを交換。タイムロスは最小限にすることが出来た。ありがとう！橋本選手！

【開始直前にトラブル発生 📷橋本父】

【シューズを貸してくれてありがとう！📷】https://www.facebook.com/SumpuTaizo/】

【😓】

そのまま前を追い続ける。前日に比べ数段攻めることができ、シクロクロスの楽しさを実感。技量的に泥のキャンバーやトップ勢が乗車クリアするセクションも苦戦し、もっと上手くなりたいと強く思った。day2も湘南シクロクロスのような感覚はなく、ひたすら滑ったりすることはなかったのは本当に良かった。

坦々とパスし順位を上げていたが、タイムアウトになり前日同様DNFに終わった。

【全力は尽くしたがまだまだ通用しなかった。CXももっと上手く、強くなることを決意！📷https://www.facebook.com/SumpuTaizo/】

Day2はday1に比べ恐怖心もなく、楽しんで全力を尽くすことが出来た。結果はDNFだったが、上のレベルを実感しシクロクロスという競技がやっと見えてきた。今までは知識もなければ、どういう練習が効果的とかがわからず何となくレースに参加しているような形だった。しかし今回のレースを通じてキャンバー、泥、砂、角度のキツイ所を乗車でクリアする事など無数に必要な事が見えてきたのは個人的には大きな収穫だった。

野辺山以降はヘタクソながらc1昇格は果たしていたのと練習方法がわからない、シクロクロスに3時間乗ってると「ロードで90km走れたなぁ｣なんて思う始末と酷いもので、来シーズンもシクロクロスに参加するかは悩んでいたが絶対に参加しようと決意することが出来た。楽しさがようやくわかってきた。繰り返すようだがとにかくうまくなりたいと思った。

ヘタクソで遅いにも関わらず温かい応援がたくさん聞こえてきました。ありがとうございました。これからはスキルを磨いていこうと思いますので宜しくお願い致します！