13.1km
結果…2位 top+07.52秒
コースは序盤3kmが平坦、それから短いものの8~10%のパンチのある登りと下りが続くコース。
終盤は基本的に下り基調なのでここでタイム差が大きくつきそうだ。
自分としては序盤3kmは平坦で飛ばさないで温存するには長すぎるし、全体の距離が13kmなので飛ばすことに。終盤の下り(-1%~-2%)が2km程あるので中盤である程度温存して飛ばすのが吉と見た。
当日二日前から入り試走を行った。
今回はタイムトライアル本番よりこちらのほうが反省点が多い。
まず本番の距離が13km(約20分)しかないので、前日は回復日にするにしても2日前は試走を兼ねて追い込むべきだった。
一回本気でタイムトライアルをしてみても良かったかもしれない。
今回は流れでまったりしすぎて逆に身体が順応していない状態で挑んでしまった。
【今回のために為に去年の冬から少しずつ準備してきた機材。
大部分は小清水さんから特価で譲って頂きました。ありがとうございました。】
スタート前はスイスのタイムトライアルより緊張した。
基本的に緊張はしないが、うまく気持ちが入っていなかったのもあるだろう。
スタート。ギアをかけペースを上げていく。
なんと言うかフワフワしたようなしっかり身体が入っていない違和感を覚える。
身体が悪いわけではないが、集中力に欠けているような状態。脳内に流れる音楽が無い。ペースを上げすぎて心拍数がmaxに近い数字を表示する。
やばいと思ってペースを下げるも、一度でもmaxに入ってしまうと安定感のない巡航になる。キツイ。
【スタート前】photo:松本 昭彦さん
2km程走った地点で少しずつ集中してくる。
最初上げてしまったのだから登りはペースでこなして最後を上げるか、もう上がってるのだから最後タレるの覚悟で突っ込むかを考えるくらいには集中でき、ここからはまだ良いペースを刻めたと思う。
自分は体重が軽く、どちらかというとTTでも登りでタイムを稼ぐタイプなので、後者の突っ込み作戦に決めて登り下りをこなしていく。
【機材のパーツアッセンブルを含めポジションにはこだわってきた。フルアルミのハンドル周りだが、自由度が高いものを選んで正解だった。】photo:松本 昭彦さん
最後の下り基調に入り、アウタートップを回す。脚が無い状態ではギアを軽くしケイデンスでペースアップするのが得意なので残り1kmはギアを一段下げてペースを上げていく。最後まで踏みハンドルを投げてゴール。
【最後はしっかり出しきれた】photo:松本 昭彦さん
トップの山本選手から7秒差、アンダーの津田選手からは30秒以上の遅れ。
ジュニアの優勝は惜しいと言える位置にいると思うが、津田選手には完全に負けてしまった。
ちなみに3位の福田選手とは合宿で毎回1秒差とかで勝ったり負けたりしているので、0.4秒という差は運に近いだろう。
スイスのTTの時のように気持ちが完全に入っていれば10秒は縮められたと思うが、コンディション自体は良いと確かめられたので全日本ロードに繋げていきたい。
【テツオさん、おめでとうございます!】
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