DAY1
目標
非常にトリッキーなコースに加えて、雨となった本レース。落車しない事を大前提に、逃げる事を視野に入れて前方に位置して進めいきたい。自分としては展開に左右するものの、top5を目標とした。
展開
距離が短いのでスタートからハイペースな展開で進んでいく。
全体的に強度が高く、忙しい展開となったが身体の動きは悪く無い。シマノレーシングとしては常に誰かがアタックに反応し、後手を踏まない展開でレースを進めていった。
しかし距離が短い事もあり決定打にはならずスプリントの展開に。最終盤はBSの後ろに位置していたが残り約1km地点で右側から入部選手と中井選手が加速して先頭に出る。
自分も合流を図ったがうまくいかず、前に数人挟んだ状態で最後のスプリントへ。
先頭から中井選手が3位、石原選手が4位、自分が6位という結果に終わった。
考察
序盤からチームとしても動きは良かったと思う。最後は天野選手と先頭付近にいた事もあり、入部選手の引きあげに組織的に参加できなかったことは反省点。自分がBSの後ろからスプリントしても勝ち目はほぼ無いので、臨機応変にチームとしての勝ち筋を模索するべきだったと思う。
しかし落車もなく6位という結果は最悪ではないので、明日もしっかり力を出し切りたい。
DAY2
目標
昨日に続き寒く、一日中雨のコンディションとなった本レース。コースの狭さや距離から、逃げが決まる事がレースとしての最初の展開だと思った。
自分が逃げる事は勿論、最後まとまった場合は昨日の反省を活かして連携を取る事を目標とした。
展開
最初から入部選手や中井選手らを含むチームメイトが前で展開し、集団を伸ばす動きでレースがスタート。
入部選手、天野選手を含む逃げが先行し、チームとしても数的有利なので容認する形となった。自分は同タイミングで最前に上がる事が出来ず、隙を見て位置をあげる内に逃げが先行している形となってしまった。
そこからはチームとして次の動き(追走や他チームの組織的な動き)に備える為、前方有利なコースである点からまとまって牽引する事に。
しかし逃げ集団の新城選手(kinan)がパンクで離脱した事によって牽引チームが変わり、逃げで数的有利に展開できている自分らはその後ろで様子を見る事にした。
逃げ集団とプロトンという構図で周回を消費していく展開。途中Fホイールのトラブルで交換を強いられたが問題なく集団に復帰。(mavicカーの方、ありがとうございました。)
いよいよ先頭では入部選手の逃げもあり、プロトンでは各チームがエースを逃げに乗せていることからタイム差が縮まらず逃げ切り濃厚に。
自分たちとしてはBSのスプリントトレインに対して残り2周辺りから攻撃に転じ、佐藤選手、横山選手らとプロトンからの抜け出しを図る。
途中約半周ほどプロトンからは抜け出る形となったが、BSトレインに吸収され最終周回へ。
残り2kmまでプロトン先頭付近で走り、チームメイトの動きも気にしながら進めていく。残り1km程で中井選手が石原選手を引き連れて上がってきたので、岡本選手(BS)に前を取られてしまったがそこに切り替え乗っていく。
最後のコーナーを終えて抜くことも抜かれる事もないまま石原選手が7位、自分が8位でのフィニッシュとなった。
逃げでは敢闘した入部選手が2位、天野選手が5位となった。
考察
自分としては逃げたい気持ちがありつつも、スタートは少し集中力を欠いていたと反省している。色々な展開があり結果論の部分もあるが、今回は最初から先頭に位置できなかった時点でチャンスを潰してしまっていた。
集団に残ったからにはチームメイトとコミニュケーションを取り、出来る事を明確にしていった。この点は悪くなく、集団の2番手と3番手でまとめられたのは自分にとって出来る事だったと思う。
この2日間で、初戦の鹿児島に比べたら状態が戻ってきている事が確認出来たが、自分が勝ちに行く動きに絡む事が出来なかった点は受け入れるべきだと思う。
落車や怪我をする事はなかったので、引き続き集中して身体を強化してコンディションを上げていきたい。
土砂降りの中2日間によるサポート、応援ありがとうございました。
photo : shimano racing