こんにちは。香山です。
久しぶりにブログを更新していきます。今回も結論から書かせてください。やっとやっと、最高な毎日が戻ってきました。
【🥳🥳🥳】
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故障に関しては前回の記事を見て頂ければと思いますが、このまま好調であれば低リスクのままレースに復帰していけそうです。
本格的なトレーニングも低強度から始め、高強度を入れる際もWと感覚で限界に到達しないようにセーブして様子を見てきました。
勿論レース数を減らしたり、LSDを中心に組んでみたりと工夫はあった訳ですが結果的に想像以上に良い方向に向かっていると思います。
何を隠そう、2か月間原因すらわからず、痛みが出ない範囲でトライと修正…のはずが思いもしないところで痛みが出てトレーニング中断。なんて日々を送っていたので非常に苦しい期間ではありました。
人生で初めて退化というか、弱くなっていく感覚があって、そもそも自転車に軽い強度で1h‐2hしか乗れない。周りは再開したレースを全開で走っている。原因も良くなる兆候も見えず。そんな状況での2ヶ月だったので不安定な時期を過ごしたと自覚しています。
【心から楽しめは、しなかった。】
でも心の中では良くなっていくと信じていたというか、うまく表せないですが、良い方向に持っていけている自分もいました。
そもそもアスリートという存在になった以上、怪我や故障、精神的ストレスだとかが日々存在するのは承知なワケで、それらから(改善せずに)逃げても何も生まれないのはわかっていました。
だからこそそれらが起こった時の為に、普段から対策を作っておく。今回で言えばキーポイントは自分の対応力だったと思います。
経験値というのは僕の場合そういった問題解決のため(進む為)に必要としているワケで、だからこそ日々ボケーっと過ごすのではなくしっかり考えて意思を持って何事も吸収していく。こんな事を去年から発信していたのです。
まぁ何を格好つけよう、今回は簡単にキャパオーバーして苦しい時間を過ごした訳ですが😂
でも早い段階で根から腐っていたらどうなっていたかわからないし、もっと焦って違う方向に進んでいたら遠回りになっていたでしょう。
勿論人生なんて遠回りだらけで、それが素敵なのはわかっていますが、U23は本当に一瞬のチャンスなので私の場合は最小限にしていく必要があると思っています。
そして今回なによりも振り返るべきなのは自転車・ロードレースに対して色々な感情が生まれたことです。
一番症状が酷かったツールド葛尾ではグルペット(遅れ集団)にも付けず、ボロボロ泣きながら単独で走りました。
ほんとにまともに走れずDNFだったんですけど死ぬほど悔しくて。壊れちゃったんじゃないかってくらい涙が出てきて、コロナ期間の努力とか、色々なフラストレーションもあったのかもしれません。
レースも本気で走れないし、思い通りのレースメイクも出来るわけなく、意地で良い形に持って行っても低下した能力と激痛、敵には脚ないアピールをして誤魔化すの連続。でもデータを取る為にレースには参戦する。そんな流れでした。
その後は色々あって生まれて初めて自転車にモチベーションが感じられなくなりました。こんな仕打ちねーよって感じで。まぁそんな事言いつつ、梅雨の豪雨でも毎日自転車に乗っていたんですけど(笑)。
でもずっとたくさんの情報収集をして、自分が記録していたデータを全部集めて、照らし合わせてトライして。必要な経験だったなとは思っています。
【こういう時の為にずっと記録を取っていたのが救いになった。】
今後ぶり返してしまうかもしれないし、まだ完治したのかもわかりません。ただ今後はもっともっとスマートに対応していけるという事は感じています。
勿論タイムリミットがありますから余裕はないですが、一歩一歩確実に進んでいこうと思います。
こういった一連の経験があったからこそ自転車がより大好きになったし、普通に乗れる事が尋常じゃないくらい幸せに感じます。本当に楽しくてワクワクしています。乗れているので能力もどんどん軌道に乗っていくのを身体で感じでいます。
しっかりトレーニングをして、回復する。この一連の流れにやっとやっと戻ってこれました。痛みがあるから回復にするとか、悪化させたらまずいから時間を減らすとか、そういう事なく正しい流れに乗って鍛える。本当に幸せです。
これでレースが違和感なく走れれば、僕としては半年ぶりのレース再開と言えるでしょう。
来年何の問題もなく、最高の形でスタートする。今年も慎重になりながら、やれる事はしっかりやる。それらをうまい割合でコントロールしながらここからも進んでいきます。
是非応援、宜しくお願い致します😁
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