Japan cup クリテリウム
result 27th(+2s)
distance 2.25km x15lap 33.75km
time 42m24s
目標
一番落車せずに完走する事。勝つのは難しいと分かっているので逃げて存在をアピールする事を目標とした。
展開
スタートから良いアタックが掛かったので反応していくがWT選手が追ってくると全く決まる気配がなかった。 1〜4人の逃げが短期的に行くことはあってもすぐに吸収を繰り返しハイペースが続く。
こうなってくると自分も逃げを狙う中で、意識を最後のなだれこみに切り替えていったが終盤のWTのトレインは強力で前に出来ることは叶わず、27位でフィニッシュとなった。
考察
チームとしての立ち位置に応じて位置取りがしやすい or しにくい という事実はあると思うが、それを抜きにしても前方でペーシングするWTチームに競ることは全く出来なかった。
最後のスプリントも残り2周の段階でペースが上がっていて、そこから加速していくトップスピードの部分はは苦しく、直近の自分の課題に当てはまった。 存在をアピールする事は出来なかったが、落車やトラブルなく終える事が出来たので明日に集中していく
Japan cup ロードレース
result DNF
distance 10.3km x14lap 144.2km
目標
ジャパンとしては金子選手をエースに置き、自分はペースアップ時にうまく立ち回るためにも大人数の逃げには行く形を考えていた。実力的に自身の最大の目標は完走と認識していた。
展開
スタートからレースは早く、1周目からWTがアタックした為古賀志林道からかなり速いペースが続く。自分は位置を大きく落とさないようにするも、集団が割れたりと落ち着かない時間が続く。
2周目に入ってもアタックは止まらず、少しずつ位置を下げてしまう。結果的に古賀志林道では位置を上げることが出来ず、下りでも集団後方のグループが割れてしまった。
そこから集団ジョインを狙うものの、プロトンのペースが落ちず踏む時間が続く。5周目の古賀志林道でにやっとチームカーの隊列が活用出来るかどうかの瀬戸際で、全力を尽くしたが前に追いつくことはなかった。
そこからは8周回目まで走り続けたが、全く力及ばずのDNFとなった。不甲斐ない、評価に値しない走りをしてしまった。
Japan cupを終えての総括
今回は考えさせられる事が多かった。力が及ばない点、走り方、これに準じて普段からの取り組み。 ここまで南魚沼、群馬連戦と全力を尽くしてきたが、漠然と満足していたのかもしれない。
レースの内容として、今回の走り方は最近の考えが裏目に出てしまった。ジャパンカップは終盤勝負という固定観念が強く、序盤から荒れた展開になると思っていなかった。そうなると当然脚を貯める動きを選択する。(例外的によい人数の逃げは前待ちと捉えられる為、当初は狙っていた)。
しかし、蓋を開けてみればWTやヨーロッパで走る選手がたくさんいるレース。荒れた展開になれば目に見えて前方有利になる。そんな中で自分は脚を使ってでも前に行くという基本すら達成出来ず、良いところなしの走り、結果になってしまった。
脚を貯めて最後のペースアップにどれだけ着いていけるか、そんなスケベ心で挑んだ自分が真正面から砕かれた様だった。
大きいレースに出る、重要なレースに出る、それに対して全力を尽くすと集中してきたが、これがどんなレースなのか。どういう選手がいて展開を作るのか。といった考えが及んでいなかった。 そして勿論力の面でも劣る事を感じた。
大前提WTに通用するとは捉えておらず、当初はどうWT選手が作る展開に当てはまっていけるかを考えていた。 しかしFTPや経験値といった言葉にしやすい部分は勿論の事、”タフさ”と呼べる選手に求められる力強い要素が桁違いだと感じた。
対し自分は身体も細く、きっと身体もまだまだ上手く使えていない。これが悪い事だけだとは思わないが、小手先な事もよく利用する。 果たしてこんなことを続けたところで目指す強さを手に入れられるのだろうか。やり方を見直していかなければならないと強く感じた。弱点の多い身体も今まで以上に向き合って、造り替えていく努力を年単位のスパンでしていかないといけないと感じた。
まだまだ言語化、具体化に時間が掛かるが、全く通用しなかった事が全て自分に刺さっている気持ちだ。何かを変えないといけない、何か無駄を省いて正しいものを取り入れなければいけない。
プロ選手として活躍したい。そう決めた人生なのだから、悔しい気持ちの中で事実全てを受け入れて考えないといけないと思った
camera : kensaku sakai
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