お久しぶりです。香山です。
今年の夏もとんでもない暑さとなっておりますが、みなさま如何お過ごしでしょうか。
私は前回の石川・古殿ロードレースでは疲労の色が見えてしまい全力を尽くしたもののどちらもDNFと酷い結果となってしまいました。その後休養を取り、先日まで北海道北見市でトレーニングキャンプを行うなど後半戦に向けて良い準備が出来ていると思います。
なぜ北海道? という事に関しては日本の気候を考慮した結果という部分も大きいです。
去年から再び日本を拠点に活動している私ですが、国内の夏に関しては”暑さに対してどうアプローチ出来るか”が重要だと感じています。日本の夏は気温が高いという事はさることながら、非常に湿度が高いのがポイントだと言えるからです。
よって身体の冷却がヨーロッパ周辺の環境に比べても追いつかないことが常で、よりオーバーヒート現象を起こしやすい環境にあると思います(熱中症や脚攣り等)。また普段と同じ感覚でトレーニングを行った際に比較してダメージが大きいことに気が付きにくいと私は考えています。
また、ヒートトレーニングとしてプラスの側面もある事は理解しますが、ロードレースとしてのトレーニングとしてこの湿度での練習内容は一般化していないようにも思います。
そんな中で私にとって最大の解決策は、対価を支払ってでも北海道ような適した環境下ででの走り込む事だと考えています。私が去年からお世話になっている北見市は広大で湿度が低く、非常にヨーロッパを彷彿とさせる自転車に向いた環境だといえます。それに加えサイクリストに理解があり、車による幅寄せが著しく少ない事も相まって安全にトレーニング出来るという事も重要視しています(ドライバーの皆様へ感謝です)。
そんな自転車パラダイスともいえる環境の中、今年も入部選手、唐見選手、畑中選手(KINAN)にお世話になり、とても充実した2週間にすることが出来ました。
やはり全日本チャンピオンになった先輩方の話は興味深く、いろいろな実例を学ぶことが出来るので大切な時間だと認識しています。
後半戦は9月の南魚沼からとまだ少し時間がありますが、引き続きしっかりと確実にステップアップ出来るように努めてまいります。
今回はそんな北海道合宿の振り返りと、後半戦に向けての気持ちを簡単に書いてみました。これからも精一杯走りますので、引き続き応援して頂ければ幸いです。それでは!
📷 : kensaku sakai
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