result 11位
distance 4.8km x22 (105km)
up 550m
time 2:30:25
目標
4.8kmを22周する105km。天気は悪く気温が低い雨の中のレースとなった。 コースはシンプルだが、横風区間、追い風区間、パンチのある300m程の上りが鍵となるレイアウト。
全日本選手権前でとにかく転ばない事が最優先となるが、出来る限りを尽くしてプッシュする事を考えた。逃げに乗ることが出来れば最高だが、それが叶わなかったとしても集中して次の展開に備え、全日本選手権に向けてひとつでも良い順位でまとめたかった。
展開
上記の通り今日は逃げたかったのだが、スタートから集中を欠いてしまい入部さん含む4人を見送ってしまった。正直に今日はあまり良いポジショニングも出来ていなかったので、切り替えて追走の動きが無いかだけ見ながら集団で待機する事にした。(せざるを得なかった。)
しかしこれが結果的に苦しく、横風区間→追い風区間の餌食となることに。逃げ集団は勿論、プロトン先頭の愛三工業、マトリックス辺りまではエシュロンを組む。 しかしその後ろは一列棒状なので常にダメージを受ける展開となった。 弱虫ペダルとしては今回は自分含めて3人しか選手がいないので、エシュロンは組むにも組めず。どこか人数が揃っているチームにタダ乗りをする事を考えていたが、結果的に最終盤までそれは叶わなかった。
そういった事からとにかく毎周回きついインターバルが2回あるような状態で、選手はどんどん消えていった。残り10周から逃げとプロトンの追いかけっこが始まったが、それが崩壊して逃げが確定に。その段階でプロトンは15~20人くらいの大きさになっていたので最後の登りからのフィニッシュに備える形に。 最後のストレートでブリヂストンを中心に奇襲があり、中切れを埋めるような動きになってしまったが、プロトンで最後へ。
出来る限り力を出したが、エシュロンを組み溜めていたマトリックス勢とは脚が全然違い、11位でのフィニッシュとなった。
多くの選手が一列棒状の区間で力尽きたと推測するが、人数を少しでも揃えているチームがエシュロンを積極的に作り、人数の少ないチームがそれに協力するというスタンスを取ることが出来れば全員が全員もっと落ち着いて走れたと思う。(枚数が少ないチームが上記に積極的になれないのは、単純にチームメイトよりもライバルを助ける割合が大きくなってしまう為。)
裏を返せば、今回枚数が少ない僕は改めて逃げる事がマストだったという事。
考察など
今回の反省点は明確で出走前にバタバタしてしまったのもあって集中力を欠いていた事。=逃げを逃した事。 前日TTとは打って変わって勝負モードに入り切れていなかったのかもしれない。もっと言えば全日本のことばかりを考えていて、ここまで霞ヶ浦ロードレースのゲーム戦略を立てていなかった事がすべての原因と言えるだろう。
選手たるものひとつひとつのレースが大切なので、今回は悪い例として反省している。
プロトンではは仲間の助けも借りて、出来るだけ生き残るようにしたが、結果的にとても苦しいレースとなった。横風がある以上、逃げとプロトンの状況はその時だけ1対1になるので(エシュロンの枚数は道端的に限られる)、 リスク回避の為にも、勝負するためにも逃げるのはマストだった。
その中で最低限まとめ、11位だったのは感覚・カラダとして状態は良いと言える。全日本は失敗しないように、今一度反省してしっかり調整して挑もうと思う。
また、今回の入部選手の勝利は自分にとって意味のあるものだった。今年はお世話になり続け、いろはや色んな例を体現してくれている存在が勝つという事は、共にトレーニングをしてきた自分の自信にも繋がる。自身のレース等色んな葛藤がある中であろうに、僕らを鍛える事にも惜しまない入部選手が勝つという事は素直に嬉しかった。
そして同時に、次は僕の番だとより一層気持ちが引き締まる想いだ。
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