Distance 85km (33lap)
Result 9e
コース
オールフラットで長方形型のシンプルなコース。
展開
スタートからアタックが掛かる。有力所を見つつ、人数が行くようなら乗ることを心がけた。しかし、アタックした後にペースダウンする逃げが多く決まることはない。
前方を固めて強いやつのアタックには多少遅れてでも反応する。これを徹底した。
残り50km地点で(書き方は悪いが)有力ではない逃げが決まる。チーム全員それが理由で見送ってしまった所もあったと思う。
しかしその逃げは結果的に膨らみ、大きな逃げとなった。その為他の殆どのチームが乗せていたので、自分達が牽かざるを得なくなった。
Cyril hugoとローテーションを回してタイムを縮め、残り20kmで捕まえた。
これが他の選手に対して脚を使う結果になったので、余裕はなくなった。
そこから今まで程々にしか動いていなかった有力勢がアタック。これだけは絶対に行かせては行けないのでブリッジのような形にはなったが先頭に合流。5人の逃げになり、ローテーションを回る。
残り4周で後ろから6人ほどがブリッジしてきて、これが勝ち逃げになる。
残り2周からは牽制色が強くなり、単騎で乗っている自分は様子見。アタックにはしっかり反応し、そこからの抜け出しを狙った。
ここから独走するのがフラットなクリテリウムの勝ち筋だが、正直反応するのが精一杯で余裕は無かった。
アタックによって多少絞られたが結果的にスプリントへ。
ここからが一番自分の良くない点だった。スプリントが得意じゃないという意識がチラついて残り600m程から早掛けのアタックをしてしまった。選択肢としては間違いじゃないと思っているが、今日は脚が無かった。脚が無いときに早掛けしても付かれて発射台にされるのは目に見えている。
少しだけ離れたが残り400~300で捕まりその中のスプリントは最下位(9位)でフィニッシュした。
総評
最後は熱くなりすぎた。それまでは他より脚を使っている状況だったので、(その展開にしてしまったのは良くない、ミスにしろ)頭を使ってセーブ出来ていた。
最後への位置取りも悪くなくラストのコーナーで3番手に位置していた。
しかし去年のベルギーがそうだったように最後のコーナーで隙があるとチャンスと思って行ってしまいたい衝動に襲われてしまう。
今回もスプリンターの言う「我慢」が必要な時間だったと思うが、そこでアタックしてしまった。
コーナー中なのを狙ったので相手は付けず一瞬離れたが、今回は今までとは違って脚を消耗していただけにキレが足りなかった。
もっと冷静になって”脚が無い選手がどうやって上位を獲るか”を考えるべきだった。脚が無いのだからベストはスリップに入って、ギリギリのギリギリまで我慢すること。そして一瞬全力スプリントすれば良かった。脚を消耗しているからこそ、焦りは禁物だった。今まで考えが浅かったスプリントについてもう少し考えて、積んでいきたい。
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