2018-10/07 ~ 08【report】 jbcf 南魚沼 day1 day2

レースレポート

世界選手権後初めてのレース。
しかし一番標準を当てていた世界選手権が終わった事と私情に時間を割いたのもあり濃い練習は一切せずに挑むことになってしまった。

Day1
12km×4+2km 750m↑
Result…20th

天気は晴れで夏を思い出すような暑さだった。

レースがスタートし、このレースのポイントといえる2kmの登坂に入ると心拍数が簡単に180を越え、ヤバイ日だという事を確信。確かに調整を怠った(仕方ない部分が大きいが)とはいえペースの上がっていない登りでオールアウトに近い強度に感じた。

だからと言って集団で走り終えるのでは全く意味がない。キツイがアタックを打つと集団から少しタイムを奪うことに成功したので今日限界のペースで逃げ、どのくらいのスピードで独走できるかを確認し下りのラインを確立させる。下りを終え、また登りに入ると津田選手が追い付いてきたが限界だったので全く付くことが出来ず集団にも抜かれてしまう。最大心拍数のまま何とか食らいつく(本気できつかった。。。)


そこからは細かい逃げが出来るものの決定的なものは生まれず周回を消費する。
残り1周に入る前に寺崎選手がアタックし反応するが限界で徐々に離れていく。その動きに津田選手らが反応し3人に逃げ切られる展開になってしまった。

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【反応するが引き離されてしまう】📷jbcf

自分としてはこの日自分が持っている力を考えると追い付くには下りで縮めて登りで彼らの牽制に期待するしかない。下りでアタックを仕掛け吉岡選手と追走に入るが縮まりきらない。登りに入ると完全にオールアウトしメイン集団からも大きく遅れてフィニッシュした。

今日の1時間半の平均心拍数は177であった。最大心拍数が200にいかない自分にとって子の数字は3分走などで見る値だ。やれることはやったと思う。
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【自分としてはとんでもない数値をマークした1時間30分。やはりトレーニングは本当に大切。ちなみにアタックで千切れたときが綺麗に最大心拍数をマーク。】

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【完全に力尽きた】

Day2
12km×4+2km 750m↑
Result…5th

二日目は気温の低い雨のレースとなった。
前日に心拍に強い刺激を与えたので感触は良かったが全日本付近で悩まされたような右脇腹の神経痛(?)が発生。数歩歩くだけでも痛みを伴うのでかなり苦しかった。
レースが始まると大きな動きはなく坦々とレースは進む。常に痛みがあり様子を見ながら走る。深呼吸や右脇腹を広げる動きを繰り返し、なるべく気にしないように集中する。集団の人数はドンドン減っていったが速いとは感じないレベルだった。

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【ライバルから刺激を受ける】

残り2周辺りから痛みが引いてきたので動くことに。寺崎選手のペースアップにより集団が15人程になる。ゆさぶるようにアタックしてみるが決定打にはならない。しかし集団の人数が微妙な事と一瞬牽制が起きることから逃げるチャンスはあると判断。石井選手、津田選手、寺崎選手らが残っていることと今回のコンディションを考えると一番勝つ確立が高いのは下りで引き離し登りを単独でこなして勝つことだと思った。(間違いなく石井選手と寺崎選手のスプリントにはキレがあった)

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【痛みが和らいだので動き始める】

残り1周で津田選手がアタック。自分がブリッジで追い付くが集団も追ってくる。追ってくる人間が数人の有力所なので何発かアタックを打って牽制させるのを狙い、残り7kmの平坦でアタック。少し離れるがキャッチされる。
また少し様子を見て残り5km地点でアタック。今回は一発目より効いたようだったが、石井選手、津田選手、寺崎選手がブリッジしてくる。決定打にはならず集団に一瞬キャッチされたがそのまま下りでアタック。
リスクが無い程度に攻めタイムを15秒近く奪う事に成功。残り2kmの登りに約10秒のタイムギャップで入る。最初は踏めていたが段々力が入らなくなってくる。

残り500mで5人に吸収されるが何とか食らいつく。最後はサバイバル展開になり5位でフィニッシュ。間違いなく出しきることが出来たが勝つことは出来なかった。
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【表彰式】

二日間調整の関係もあり、あまり調子は良くなかったがしっかりやれることはやったと思う。一日目は内容よりも出しきれた事が良かった。二日目は勝ちを狙って走ったが勝つことが出来なかった。間違いなく力があれば勝つことが可能なパターンであったし間違ってはなかったと思う。今回は単純に勝てなかったに尽きる。評価できるのは狙い通り下りでタイムを奪うことが出来たこと事くらい。

焦点を当てていた世界選手権が終わり完全にオフに入ろうとしていたが、ジャパンカップまでは頑張ろうと思った。とはいえ明らかに調子は右肩下がりなので無理はしないようにする。

(本音はもっとガチガチに調整してレムコのような勝ち方をしたかったのだけど。いつか絶対やってやる。)

Photo:三井至 様

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