Tour du pays st pourcinois(1,2,3)
122km
170/68eme
先週に続きプロイモ、シャンベリーag2r、cr4c等強豪が揃うカテ1レース。
ニュートラルで先頭に出てスタートした。序盤のアタックはチームオーダーでヴァレンタンR、メニニ、ケリーが担当することになっていたので、見送りメニニとヴァレンタンrが乗ったことを確認。
それからは少しポジションを落とし30番手程で走る。
道が全体的に細いラインレースだったので(プロフィールとミーティングで把握済み)、先頭が見える位置で距離を消費した。
ここまではミスもなく、補給も済ませ、GPMへのペースアップにしっかり乗っていく。
ある程度前方にいたが、GPMの先頭のペースアップに中切れが多発し、ごぼう抜きの形で前を追ったが乗りきれなかった。gpmを同じく先頭付近でこなしたものの、前グループに乗れなかった選手でローテーションし、別れた前のプロトン(20人ほど?)を追うが、cr4cの組織的なガチ上げに距離がつまらない。
この状態が長く続き、結果的に脚をかなり消費する大きいミスとなった。
前のプロトンにはユーゴとヴァレンタンJが乗っていたが、エースを任されていたルイック、アレクソンド、自分は残されてしまう。
長い登りではないが、1kmほどの登りで前と近づき、ブリッジを狙う選手がアタックしたので乗り、それらも振り切ってブリッジを狙ったが前が意図的にペースアップしたことにより(ブリッジを嫌がった)つくことは出来なかった。
そのつぎの平坦でルイックが単独ブリッジを決め、集団のペースがまた落ちてしまうと致命傷になるので40秒程全力で牽引し、アレクソンド、シリル、ケリーと共にブリッジに一旦成功した。
しかしすぐに細い道に入っていき、ここでも中切れが多発。またしても自分、アレクソンドらが先頭に付けなかったが、そのあとの区間をすべて全力で進み、結果的にギリギリ合流に成功した(人数はかなり減った)。
最初のミスから続くこの流れで何回もオールアウトしたが、諦めずに死ぬ気でプッシュした甲斐があった。
【諦めない】
周回に入ってからはキープを勤める。ペースアップもあるが、基本的にドロップはない。しかし途中の細くてデンジャーな道でエースの一人のルイックが落車。これの影響で少しポジションを下げる。
最終周回に入り、散発的に出来た5人ほどの逃げをプロトンが追う展開に。集団も一列になったが、ここは問題なくこなし、捕まえた時点でvc corbasが自分を含め先頭に何人もいる状態だった。
しかし今回も最後のGPMでのアタックでバラけ、自分も本気でプッシュしたが完全なオールアウトをしてしまい、千切れてしまった。
レイアウト的にここで先頭から千切れると、ペースを上げた先頭に追走で追い付く可能性は殆どなく、千切れたら終わりだと考えて全力を出した。
結局はここで生き残ったユーゴが5位(凄い)、ヴァレンタンjが20位代に入っている。
自分は遅れた集団でゴールし68位に終わった。
今回は今までのケースとは違い、結果的にしっかり勝負どころで前方にいることが出来た。あそこで付けないとリザルトは遠退くのでまだまだ努力するしかない。
ひとつのミスから脚をかなり使う事になったが、これも経験値が増えたら減らしていける事だと感じた。
そして重要なポイントは先頭付近(前から10番以内)で入ることがmustだと痛感した。前が見える位置で安心してしまったのが非常にまずかったと思う。
今回は上手くレースを運べず何度もきつい展開になったが、諦めないで結果的に集団にジョイン出来たのは良かった。カテ1で勝負どころが見える位置にしっかりいるので、あとはご託無く限界値を上げることが求められていると感じる。
展開や流れが日本やジュニア時代のベルギーとも全然違い、経験値がドンドン増えていくのを感じる。
本気で勝ちに行きたいのに、勝てないどころか、勝負どころの勝つ可能性が見え隠れしている最終局面で残れないからこそやりがいがある(面白い)。成長は強く感じている。焦らず怪我なく、しっかりと勝ちに行く準備を進めていきたい。
【カテ1、エリートナショナルはプロのようなハイペースのコントロールが機能する。】
photo: Coraline photographie
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