6km×15=90km
結果…19位
ベルギー遠征2戦目。
コースは細い道の多い緩いアップダウンが続くコース。1ヶ所6%~7%の短い登りがあるのでそこでアタックが起きそうだ。
エントリーに3人ベルギーナショナルがいて、コースと共に厳しい展開が予想される。
レーススタートと同時にペースが上がる。この日は最初あまり調子が良くないと感じていたのもあり、集団前方で走れない時間が続く。真ん中~後方に位置し4周回程を消費。
このあたりから段々脚が回るようになり調子が悪くないことを確認。前に出て走れるようになる。
【小さい。。】
それからは調子が良く、中盤は前で走ることができた。チームメイト(福田選手、鳥倉選手)がアタックしたら集団前方で待機、ブリッジが掛かったら乗るという動きをする事が出来た。
途中その流でベルギーナショナルのカルヴィン選手、福田選手、自分の逃げやカルヴィン選手に加え当日よく動いていた選手2人を含む逃げに乗ることが出来た。
【他の大きい選手に比べてパワーでは劣るので空気抵抗の少なさで対抗】
その後も逃げが発生しては吸収しては牽制を繰り返す。牽制したところを自分がアタック。捕まってしまったがカルヴィン選手のみが反応してくれたので二人で半周程先行する事が出来た。経験値を積みたい自分としてはベルギーナショナルと動けることが重要だったので完走を考えず積極的に動いていった。
カルヴィン選手は目に見えてマークが酷くフラストレーションが貯まっていたようで彼がアタックした時に協力した事や、それを察して自分からアタックした事(そうすれば必ずカルヴィン選手が乗ってくれるので)で一定の協調態勢が組めた。
【前から3番目がカルヴィン選手。】
勝ち逃げが出来ている事を知るがブリッジするしかないので有力候補のカルヴィン選手のアタックに反応し、追う意思のあるブリッジ集団に協調。前に合流出来るかと期待したがそれは叶わなかった。19位でフィニッシュ。
【フィニッシュ。前に勝ち逃げがゴールしているので19位。】
今回のレースは後半にかけて調子が良くなっていった。結果的には19位と勝ちの無いものだが、内容は非常に濃かった。①道の細いケルメスで前方で走ることが出来た。②ベルギーナショナルと逃げることが出来た(少しだけ仲よくなれた)③逃げを作ることが出来た④見極めてブリッジに乗れた
と今までのベルギーのレースよりも動くことが出来た。
逆に悪かった点もあり①勝ち逃げを確認出来なかった②勝ちに乗れなかった
②に関してはそれほどマイナスに捉えていない。どの逃げが勝ち逃げだったかは相当な場合でない限り結果論なので、逃げに何回か乗れた時点で合格点はあると思う。
しかし①は大きな反省点で、序盤回りが見える位置にいられる余裕がなかったのもあるが非常に今回のマイナスポイントだと感じている。
後半のカルヴィン選手を含むブリッジ集団に反応出来たが、逆に言えばその力で勝ち逃げに乗る事が出来ていた可能性が大きい。「運」で終わらせると次も繰り返すので、集団を読む能力(残り距離やアタックしたorしたい選手の数などを参考に動きを読む)を経験値を積んで強化したい。
去年に比べたら確実にケルメスが走れるようになっているし、”前で展開する”と言える動きが出来てきている。脚のつりも気配が無く、久しぶりに力を出しきれたし楽しかった。改善出来ている要因はこちらの水の方がミネラルが多いからだろうか。
次回に繋げていきたい。
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