result 2位
distance 4km x2 (8km)
目標
4km×2lap(8km)と短いTT(タイムトライアル)。コースはオーバルでシンプルなレイアウト。風はあるものの気にならない程度、気温も適温で条件は良かった。 自分はTTを得意としているが、今期は初めての本種目となった。2019年、2020年は何回かTT取り組んでいたのでペースやリズムはバッチリだったが、久しぶりなだけに緊張感はあった。 自分は入りよりも最後にかけてピークを持っていく走りがとても合っている事は理解しているので、自分の頭のなかでシュミレーションして挑んだ
展開
今回は自分の感覚と実際のタイム(順位)を確かめたかったのでパワーメーターは無しで出走。 5分以下×2のタイムでまとめあげ、最後はプッシュする予定だった。 サイコンで予想タイムとの対比で確認しながらも良いペースを刻むことが出来、余裕を持って2周目に突入。この時点で4分57秒。
2周目はとにかく焦らずにもはや抑えるように言い聞かせて同じペースをキープ。最後のコーナーを回ってからペースアップを初め、残り500からもう一段階踏み込む。 残り300からは前回でシッティングながらもスプリントのような状態まで持っていきフィニッシュした。 2周目は4分53秒でタイムは9分51秒で1秒差の2位だった。
今回一番お得にタイム差を奪えると思ったのはスタート直後の複合低速コーナーセクション。いつもはゆっくり目にスタートするが、試走含め今回はそこに集中しており、綺麗にパスできたので良かった。
考察など
優勝までは1秒差だったが、短いTTではこの1秒が大きい。タイムトライアルは自分の中で重要度を高く設定していて、2019年のヨーロッパシーズンの時からまずまずな頻度で乗っていた。TTバイクをしっかり不安要素なく扱うという事、ポジションをしっかり出す事、目標との差異を出来る限り抑えてTTを走る事は基礎であり、そこに妥協無く挑めたのは良かった。
また、大半の選手が1周目よりも2周目のタイムを落としているのに対し、自分はしっかりペースを最後に向けて上げていくことが出来た。端的に言うとこれは、もっと距離が伸びても適応できることを指している。
大きなミスも無く、良いタイムトライアルが出来たと思っているので自信を持って妥協無く全日本選手権に挑んでいく。
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